2015年9月7日月曜日

大畑伸太郎さんの「はじまりのつづき」を銀座幸伸ギャラリーで見る

大畑伸太郎さんの作品 
猫の後ろから。早朝だろうか?

浅草チェドックでクルテ絵ガラス商店さんの個展を見た後は、銀座幸伸ギャラリーで開催中の大畑伸太郎さんの個展「はじまりのつづき」を見に銀座に移動した。
銀座で友人と友人の息子と落ち合い、浅草から引き続きとみこはんと一緒に大人3人+子ども1人でギャラリーへ。
「クルテ絵ガラス商店」さんとの出会いと不思議な偶然


私はこうやって人の個展とかにちょくちょく足を運ぶものの、美術とか美術界には疎く、アート界隈のトレンドとかもわからないし、大畑さんの人となりとか背景とかもほとんど知らない。
ただ、大畑さんが友人の小さな息子にかけたふとした言葉の中に、ほんのりどこかで聴き覚えのあるイントネーションを感じて、「あ、そういえば広島出身の人だったっけ」と気づいたぐらいで、あとは「ナインティナインのオールナイトニッポンが好き」程度の情報しか知らない。
しかも私自身はコンビ萌え体質ゆえ(芸人コンビ解散ドッキリで必ず号泣する私は又吉直樹の「火花」でもちろん泣いた)ナイナイANNが岡村さんソロのANNになってからは一回ぐらいしか聴いていないので、なんだか少しだけうしろめたい。

そのへんのミニ情報はさておき。
大畑さんの作品を見ていると、考えていることや人間性がなんとなく浮かび上がってくるような気がして、勝手ながら人となりがちょっとだけわかったような気持ちになる。

「はじまりのつづき」で展示されたどの作品も、ほの暗い背景にわずかに差すささやかな光が印象的だった。
光は薄暗い洗面所に差す朝日の場合もあるし、街頭に立つストリートミュージシャンを照らす夜のネオンだったり、人物のうしろで煌々と光る自動販売機の灯りだったりする。
その光はけっして希望に満ち溢れた明るい光ではないけれど、根暗の自分としては、このくらいの明るさの方が作品の世界を身近に感じられるような気がした。
個展のタイトルが「はじまりのつづき」なのも好きだ。
これらはたぶん「はじまり」で「つづき」の場面なのだ。
ささやかな希望が感じられる、温かいタイトルだと思う。

ああ、今気がついた。指め…


そんな大畑さんの作品に初めて出会ったのは、今回同行した友人の太田希望くんが10年ちかく前に原宿のデザインフェスタギャラリーで主宰していたイベント「原宿物語」という、演劇パフォーマンスでのことだった。
大畑さん作の少女と子犬の絵には、太田くん作のストーリーがつけられており、絵を見ながらラジオドラマのような物語をヘッドホンを通じて聴いたのが最初だ。
その作品もまた、夜の8時とか9時ごろの郊外にひっそりとたたずむ電話ボックスと、それをほのかに照らす街灯が背景だった。
少女の切羽詰まった事情と心の葛藤がほの暗い画面から伝わってきた。
またそんな少女を見守っているかのような、子犬の優しい表情(顔はたぶん見えないけど)が今でも脳裏に焼き付いている。
大畑さんと太田くんの世界に対する優しいまなざしをそこに感じ、色合いが暗いことでなぜだか安心感をおぼえた。
その妙な安心感は、私自身の暗い性格に寄るものかもしれない。

そうそう。
ギャラリーへ行く前に寄った浅草で、母が昔勤めていた「雷おこし」の顔ハメパネルを見つけたので「これは母に報告せねば!」ととみこはんに撮ってもらい母に送った。
そしたら「浅草に行ったんだね。へー」みたいな薄めのリアクションしか返ってこなかった。

調子に乗ってこんな顔してるけど本当は根暗


 
銀座幸伸ギャラリーのお隣のギャラリー。最近どこかでこのロゴを見かけたような…


キキララちゃんの専門ショップを偵察 
最近うっすらと関わらせてもらっているキキララちゃんの専門ショップを「なるほどこれが例のあれか」みたいな顔して偵察。かわいいです。

新宿に移動し友人妻と合流してお茶をした後、最近少しだけご縁のあるキキララちゃん専門ショップを新宿ルミネエストで偵察。
本当はこのあと新宿三丁目界隈でおこなわれるという「SEALDs」のアクションを見てから喫茶「らんぶる」に寄りたかったけど、方々歩きまわって疲れたので、早々に埼玉の奥地に退散。
さよなら都会の喧騒、街の灯!

■関連リンク

大畑伸太郎 | WORKS | YUKARI ART

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