2015年10月15日木曜日

秋の谷川岳・一ノ倉沢 紅葉ハイキング

紅葉色に染まる一ノ倉沢

3年ぶりに谷川岳の一ノ倉沢まで行ってきました。万年雪!もみじ!

◎3年前の初登山レコとJR土合駅紹介記事


■スニーカーでもOK!土合口駅から一ノ倉沢までの1時間ハイキング

谷川岳山岳資料館

土合口駅駐車場からすぐ近くにある「谷川岳山岳資料館」の前からスタート!
資料館の脇にある坂道を登っていきます。
左に休憩所も兼ねた登山指導センターがあり、センター前にはきれいな湧き水が出ている水場があるので、ハイキングスタート前に給水しておくといいかも。

西黒尾根登山口

日本三大急登の一つ「西黒尾根(にしくろおね)ルート」登山口前を通過。
岩場と鎖場が連続するらしいです。

ハイキングコース中の休憩所

舗装道路が続くハイキングコースの中には、こんなふうにたくさんの休憩スポットがあります。
子連れでもお年寄りでも安心してハイキングを楽しむことができそうです。

マチガ沢の紅葉

25~30分ほどでマチガ沢に到着。
ベンチがたくさん置いてあるのでごはんをゆっくり食べることもできます。
ここからの景色もなかなかのもの。岩肌に張りついたような紅葉がお見事!

マチガ沢

別の角度からのマチガ沢。

巌剛新道(がんごうしんどう)登山口

マチガ沢からは巌剛新道(がんごうしんどう)が通じています。
西黒尾根ルートは岩場から始まっていましたが、こちらは藪漕ぎスタート。
第一展望台からは急登になり、ラクダのコルで西黒尾根ルートと合流するようです。
ちなみに西黒尾根、巌剛新道ともに登山時間は往復7時間半程度で、天神尾根ルートは5時間程度。
こちらのルートもけっこう険しそうでひるみます…
雲が濃くならないうちに一ノ倉まで行きたいので先を急ぎました。


紅葉に染まる一ノ倉

きたきた!紅葉に染まる一ノ倉!
6月下旬の雪渓が残った景色も圧巻でしたが、10月の紅葉シーズンまっただ中の一ノ倉沢もやっぱり素晴らしいものがあります。
そばにいた老夫婦の旦那さんの方が何度も「来てよかった~!本当に来てよかった~!」と「来てよかった」を連呼していたのですが、思わず「激しく同意!」と相槌を打とうかと思ったほどでした。

画面左のちょこんとしたでっぱりが標高1,977mの山頂・オキの耳で、もう一つのピークであるトマの耳(1,963m)の方は一ノ倉に掲示されていた概念図にも、山岳資料館のパンフレットの図にも載っていなかったので、ここからは見えないのかもしれません。
オキの手前の頂には終始雲がかかっていました。

一ノ倉沢概念図


一ノ倉沢概念図。
ここから山頂までの登攀ルートは、
一ノ沢、二ノ沢、滝沢リッジ、滝沢スラブ、2ルンゼ、3ルンゼ、烏帽子沢奥壁、衝立岩正面壁、コップ状岸壁、とかとか、25ルートもあるそう。
そのほとんどが逆層と呼ばれる急傾斜で、下から見ているだけでクラクラしてきます…

ここ谷川岳の一ノ倉岸壁は剱岳や穂高岳の岩場とともに「日本三大岩場」に数えられ、JR土合駅から徒歩1時間半ほどしかかからず、他二つと比べるとダントツでアクセスしやすいためか、「近くてよい山」などと言われています。
ただこの近さ、お手軽さがアダとなっての「遭難者数世界一位」なのでしょうね。

国境稜線、大槍正面壁、2ルンゼ、3ルンゼ、中央奥壁、滝沢下部に残る根雪

秋色に染まる国境稜線(たぶん途中に「ノゾキ」があり)、大槍正面壁、2ルンゼ、3ルンゼ、中央奥壁、滝沢下部に残る根雪。
下の方の紅葉はぼちぼちかなあ、といったところですが、上の方はかなり紅葉していました。
驚いたのはこの時期に雪を見れたこと。
もう初冠雪?と思いきや、9月末時点でも雪渓が見えたという情報があったので、解けずに残っていた根雪だったようです。

以前は冬季封鎖以外のわずかなオフシーズンの間のみ一ノ倉沢まで一般車両も通行可能だったのですが、翌2013年からは登山シーズン外でも規制がかかるようになりました。
なお歩行が困難な人や、小さい子ども連れの人は乗合の電気バスに乗れるそうなので、下記リンク先をご参照ください。

平成25年 谷川岳一ノ倉沢車輌通行止めのお知らせ | 谷川岳エコツーリズム推進協議会


9人乗りの小さな電気バス

9人乗りの小さな電気バスで下って行く人々。ちょっとうらやましい…


■ハイキング帰りに寄りたい「谷川岳山岳資料館」


昔のアイゼン・クランポン

ハイキング終了後は山岳資料館へ。
最近おこった一ノ倉沢の雪崩をとらえた写真に息を飲んだり、昔のアイゼン(クランポン)やピッケルなどを眺めて登山史に思いをはせます。

かわいい谷川岳タペストリー

ベンチにおいてあったのは、絨毯ぐらいの厚みがあるタペストリーのようなもの。
かわいい!ほしい!でも売り物ではありません(涙)。。。

■ロープウェイ天神平駅レストランのチョコレートケーキが絶品!

大渋滞のロープウェイ土合口駅駐車場

この日は一ノ倉沢へ行く前に、ロープウェイに乗って天神平へ行ってきました。
紅葉シーズンに突入した三連休の最終日ということもあり、土合口駅まであと1分というところで渋滞にはまってしまい、駐車場に入るまで、なんと1時間以上もかかってしまいました。
「あと1時間早く家を出ていれば」とも思いましたが、後悔先に立たず…。

ロープウェイ車内から見える大パノラマの紅葉

11時すぎにようやくロープウェイに乗車。
この紅葉大パノラマを前にしたら、運転や渋滞の疲れも吹き飛ぶってものです。



天神平ロープウェイ駅とリフト乗り場

天神尾根ルートを少し登った場所からロープウェイ駅とリフト駅方面をのぞむ。
すすきと紅葉と熊笹の緑のコントラストが素敵…

天神峠へ向かうリフト乗り場

天神峠へ向かうリフト乗り場は長蛇の列。
今回は寒かったのでパスしましたw

紅葉に染まる天神平からのトマノ耳とオキノ耳

鮮やかな紅葉が眩しい天神平からトマノ耳とオキノ耳が仲良く並んでいるのが見えました。


谷川岳手ぬぐい

「登頂していない山の手ぬぐいは買わない」という鉄の掟を課している私ですが、この手ぬぐいのあまりの素敵さに「3年前に登ったし!」と自分に言い訳しながら購入。

◎山手ぬぐい関連記事

「ビューテラスてんじん」で食べたミルクレープ

白毛門、朝日岳、笠ヶ岳の連峰を一望できる「ビューテラスてんじんレストラン」で昼ごはん。
食後にはミルクレープとチョコレートケーキをいただきました。
写真のミルクレープは想像どおりのおいしさだったのですが、写真がないもう一方のチョコレートケーキが、まあ絶品!
シフォンの中に入っているチョコチップの甘みと歯ごたえが素晴らしく、「持って帰りたい!」と思ったほどでした。

■水上駅で汽笛を聴きながら


水上駅の広場に展示されたD51 745

帰りに寄った水上駅で見た戦中生まれの蒸気機関車「D51 745」
水上の里山をバックに曇り空の下で鈍く光るデコイチは独特の雰囲気で迫力がありました。
近くで見るとけっこうボロボロなんですけどね。
駅の方からは蒸気機関車の汽笛が聞こえてきましたが、撮影には間に合わず。
いつか乗ってみたいなあ。



■リンク

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