2015年11月15日日曜日

「敬愛するパリよ」ではじまるTweetでグンマーが思い出したあの冬の日のこと

国家レベルの大事件を矮小化するような感想になってしまうと思うけれど、シリア出身の女性アナウンサーが感じた気持ちを、かつて私も少しだけ味わったような気がする。

何の話だと思った方はまずこちらのツイートをご覧ください。


↓元ツイート↓


ここから大変規模の小さい、アホみたいな話をするので、イラッとした方は即時離脱を推奨。
お断りはさておき。

パリ同時多発テロ事件のニュースを知ったときのブログ→単純な理由なんてないんだたぶん


2年前のソチオリンピック期間中、関東・山梨地方に未曽有の大雪が降ったことをおぼえているだろうか。
おそらく関東近県以外の人にとっては何のことだというくらい些細な事象で、当の関東圏の人でもあまりよくおぼえていないのではないだろうか。

当時私は群馬に住んでいたのだが、一昼夜降り続けた大雪の影響で、関越道、信越道、北関東道などの高速道路をふくめた各幹線道路、上越・長野新幹線および高崎線をはじめとしたJR全線・各私鉄などの陸路すべてが2日から1週間ほど不通になり、首都圏・信越との交通が遮断された群馬県は「陸の孤島」と化したのだった。

■大雪災害当時のブログ

その間主要メディアで先に取り上げられたのは中央道、中央本線等の不通と、甲信越の中で雪への耐性がほとんどなかった山梨の孤立化の方だったと思う。
しばらくするとTwitter上では「山梨県全域孤立」の話題が席巻し、グンマー的には「山梨大変ね。でも群馬もなんですが…」と思ったことを記憶している。

「山梨県にエールを」「山梨かわいそう」

そんな声が大きくなるたびに、心の奥で
「群馬もなんだけどなー」「え、埼玉北部と秩父も大変なの?」「東京も奥多摩孤立してるじゃん。都民は都市部のこと以外は他人事なんだな」「山梨が孤立してるんだったら近隣はどうなんだろう?とか思い至らないのかな」などと思い、しまいには
「山梨山梨うるさいよ」という心境にまで到達した。

もし東京都心部がもっと酷い雪害を被っていたとしたら、みんなの目は東京にしか向かずに、他の県の惨状は当分無視されていたのではないだろうか。
そもそも「山梨が!」と言ってくれている人の方がすごく貴重で、ほとんどの人は大雪災害など眼中にないのではないか。
時間が経つにつれてそう思えてきた。

それに津波や地震、原発事故等の災害などとは違い、雪はいつか解けてなくなるし、そこまで騒ぎ立てるほどのものじゃない。
なんだかモヤモヤするけど、ざわついた嫌な気持ちはもう忘れてしまおう。
そんな風に流そうとした、あのときの名状しがたい気持ちをあえて一言で表すとしたら、

「寂しかった」
「孤独を感じた」

だろうか。

まあ、そんなスケールの小さい話はさておいて。
アラブ諸国がかかえる国際上の寂しさや孤独をすべて解消するには、どれだけの時間がかるかわからないが、まずは「パリばっかり見てないで、アラブの方も見てよ」という問いかけには「わかったよ。たまにはそっちを見るよ」という回答でいいのではないか。
そんなことをグンマーは思った。

お時間あればこちらの記事も… 「イスラーム国の衝撃」をGWに読む

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