2016年2月22日月曜日

冬靴にスーパーフィート・ホットピンクを入れてみた

せっかく厳冬期用登山靴を買ったので、防寒性の高いインソール(中敷き)も購入しました。

注文していたスーパーフィートホットピンク到着

注文していたスーパーフィート ホットピンク到着。
男性版はホットレッドだそうです。
自分用サイズに普通のはさみで切断した後なのでホイル部分に“ギザみ”がありますが気にしないでください。

で、ハンワグ・フリクション(初めての冬靴はハンワグ・フリクションGTX)にインソールを挿入し、スマートウールのマウンテニアリングという厳冬期の極厚ソックスを履いて足をするっと入れてみたところ…

2016年2月21日日曜日

岩櫃城本丸址を見に行き「城址」の奥深さを知る

左上:岩櫃山・城・手裏剣スタンプ、右上:岩櫃山写真(真田丸の地)、右下:登山口の「熊出没注意」看板、左下:岩櫃城址ではためく真田丸の旗

前に密岩神社(みついわじんじゃ)から見た岩櫃山(いわびつやま)の写真を撮りに行きましたが(真田氏好きなら岩櫃山の絶景スポット「密岩神社」へ行くべし!)そのときに場所がよくわからなくて辿りつけなかった岩櫃城本丸址へ行ってきました。

岩櫃神社入り口

今回は群馬原町(ぐんまはらまち)駅方面から平沢集落側の岩櫃山登山口へと向かいます。
前回は岩櫃山南面の郷原(ごうばら)駅側から密岩神社ごしに岩櫃山を眺めましたが、こちらの平沢集落は東面にあります。
「ザ・岩櫃山」な景色が眺めたいなら群馬原町駅のひとつ先にあたる郷原駅まで行くことをおすすめします。

まずは本丸へ行く前に、岩櫃神社へお参り。
畑に囲まれた中に、なにやらこじんまりとした素朴な鳥居が見えてきました。

岩櫃神社

密岩神社と同様に「村の民のための素朴な神社」という出で立ちの岩櫃神社。
これはこれで趣があっていいものです。

岩櫃神社の鳥居

杉?の木、でかい!

岩櫃山登山口

さて、やってきました岩櫃山登山口。
完全なる雪道のお出ましに、まったくの普段着で来てしまったことをさっそく後悔。
とりあえずスニーカーで第一歩を踏み出します。

雪の岩櫃山登山口

まだまだ先だというのに、このへんまで来るのに2回ぐらい転びそうに…
チェーンスパイク、グリップのきくトレッキングシューズ、杖かトレッキングポール、それぐらいあると心強いかもしれません。
あと転んでも平気な装備がいいでしょう。
転ぶ前提で臨めば、ガシガシと気後れすることなく登れます。

熊出没注意看板

熊出没注意の看板。
熊の目がけっこう怖い。

雪の登山道

道中は半分ぐらい雪で、雪解けした部分は泥でぐちゃぐちゃ。
スニーカーはすでに泥だらけに…

本丸ちかくの休憩ベンチ

中城、殿邸(なんて読むんだ?)を経て、あともう少しで本丸という場所にあるベンチ。
ここからの展望も開放感があり素敵でした。

本丸、二の丸へ続く丸太の階段

本丸、二の丸への丸太階段。
ここは雪解けも早かったようで比較的すいすい登れるんですが、この先にまた急で滑りやすい泥道がありました。
登りはまだ踏ん張ればなんとかなりましたが、下りはスニーカーだとかなり危険です。
ほんと、くれぐれも気をつけて…
いや、装備をちゃんとトレッキング仕様にするか、今の季節は行かない方が無難かも。

本丸手前の東屋

二の丸を経てようやく本丸手前の東屋に到着。
実はこの先もまだ滑りやすい箇所があります。
くれぐれも…

岩櫃城本丸址

やっとの思いで岩櫃城本丸址へ到着!
夏場なら10分ぐらいのはずですが、雪道だったので15分ぐらいかかったと思います。
岩櫃城の由来などを一通り読みふけり。
斎藤基国から真田幸隆(信繁のおじいさん)が奪い、昌幸(真田丸では草刈正雄)が相続、そして昌幸の長男信幸(真田丸では大泉洋)が支配し、信繁(幸村・堺雅人)も少年時代をここで過ごしたそうです。

昌幸、信幸、信繁も見下ろした風景

本丸から吾妻線方面を見下ろします。
真田昌幸、信幸、信繁もここで同じ風景を見ていたかと思うと、なにかグッと来るものがありますね。

ちなみにこの岩櫃城址のキャッチコピーは

「勝頼様は来なかったけど、 あなたは来てくれますか? 来てくれた方を、お護りします!」 

となっています(岩櫃(いわびつ)~大河ドラマ「真田丸」東吾妻町公式ホームページ~より)。

新府(しんぷ)城に火を放った武田勝頼は、家臣・小山田信茂が提案した岩殿(いわどの)城へ行く前に謀反に遭い、笹子峠で追い返されます。
追手が迫る中、天目山で自害し、武田氏は滅亡してしまいました。
小山田氏の岩殿城ではなく、昌幸ら真田氏が待つ岩櫃城を選択していたら、歴史はどう変わっていたのでしょうか。

みなさんは岩櫃城へ、来てくれますよね?

「真田氏上州の拠点 岩櫃城」と六文銭が描かれた真田丸の旗

「真田氏上州の拠点 岩櫃城」と書かれた真田丸の旗。
下の六文銭(ろくもんせん)マークは原町のお隣・中之条(なかのじょう)周辺でも本当によく見かけます。

■中之条についての記事


本丸周辺の腰曲輪

本丸周辺の腰曲輪(こしくるわ)を掘から見上げます。
それほど大きな敷地ではありませんが、山腹にあるこのお城を攻めるのはさぞかし難儀だったことでしょう。

今まで城址というと「城が無い状態を見てどう楽しめばいいのか」と否定的な気持ちでとらえていたのですが、今回初めて複雑な地形を持つ城址の周辺をぐるっと回ってみて、がぜん興味がわいてきてしまいました。
また「岩櫃山周辺ガイドブック」に掲載されていた「東吾妻町と真田三代」という歴史年表を眺めていると、信繁を討ち、一国一城令を出して日本中を城址だらけにした家康への憎しみがふつふつとわいてくるではありませんか。
やっぱりこちとらぐんまちゃん応援団ですから、家康くんは許せないですよ。
↑は「ゆるキャラ界」の話ですけどね。

いやー、城址って奥深いね!

雪の登山口

登りよりも下りが大変な雪道を慎重に下り、ようやく登山口まで戻ってきました。
登山口ではラフな格好の女子が「なめてましたね。すみません!」と言いながら撤退していく姿も。
いやいや、私もなめてましたよ。
だってガイドブックとかにも「本丸城址までは普段着の観光客の姿も」とかって書いてありますもん。
でも冬は例外ですね。

最後に泥だらけになったスニーカーの泥を、積もった雪にゴシゴシこすりつけて落とします。
これは雪山登山経験者ならではの知恵。
雪道で泥だらけになってしまった方はぜひお試しください。

岩櫃山登山口休憩所

行きは気づかなかった登山口の休憩所。
室内には椅子とテーブル、数々の観光リーフレット、そして流し台もあり。
外には水場(蛇口が使えるかは試していないので謎)や自販機もあったりでけっこう充実していました。

岩櫃山スタンプ台

休憩所の中にあったスタンプ台。
でも失敗スタンプ済みの用紙が二枚だけしかないので持って帰ってこれず。

岩櫃山と手裏剣と筋斗雲風の雲が描かれている岩櫃城スタンプ

岩櫃山と手裏剣と筋斗雲風の雲が描かれているかわいらしい岩櫃城スタンプ。
このあたりは「真田忍者の里」らしいです。

中之条「かごや」の天ざる蕎麦

中之条駅ちかくの蕎麦屋さん「かごや」で遅いお昼ごはん。
海老、なす、かき揚げ、舞茸、かぼちゃ、タラの芽 or ふきのとう、春菊?の天ぷらとざるという大ボリュームで850円だったかな?
安すぎでしょう!
海老と舞茸天はいつも裏切りませんねー。
タラの芽もしくはふきのとう、そして春菊系のやつ、苦味が最高!
かぼちゃとかき揚げは父にあげたので味不明。
蕎麦もおいしかったけど、父が頼んだうどんがつるっつるのシコシコでめちゃくちゃ美味しかったです。
以上です。

●真田丸関連の記事

2016年2月20日土曜日

冬のハイドレーション問題、チューブキットで解決

最近めっきりペットボトルクリップを使っていません。
あんなに↓おすすめしてるのに。。

ブラブラしない!登山用ペットボトルホルダーNo.1はチャムスのボトルクリップに決定した件

なぜ使っていないかというと、
「厚着するシーズンはひっかける場所がなくなるから」
なのです。
使う機会はなくてもバックパックに毎回忍ばせていますが、もっぱら夏場のハイキングやフェス専用となっています。

ただ先日の雪山登山中にバックパックのサイドポケットから何度もナルゲンボトルを取り出すために補水休憩を取っていると、水の冷たさも相まって体が冷えること冷えること…
登山中は適度な休憩を取ることも大事ですが、とくに雪山の場合止まっている時間を最小限におさえて体を冷やさないことも重要
安全な冬山登山には「迅速な水分補給」が必要不可欠です。
そのためにもハイドレーションシステムを復活させないとだなあ…などと考え直しました。

でも今持っているプラティパスのビッグジップというハイドレーションシステムは容量が2Lもあり、どんなに汗をかくといっても冬山ではそんなにたくさん飲まないし、かといって余ったお水をジップの口からナルゲンボトルやジェットボイルのクッカーなどに移し替えようとすると注ぎづらくて絶対にこぼすし、木とかにぶら下げて使いたい時も無いし(怪我した時に傷口を洗い流したりするのに便利なんでしょうけど…)結局ノーマルな注ぎ口のプラティパスボトルが一番使い勝手がいいということでほとんど使っていませんでした。

そこで1Lのプラティパスボトルに、新たに購入したプラティパスドリンキングチューブキットをプラスし、さらにビッグジップからシャットオフバルブと、なんかもったいないので古いバイトバルブ(噛む部分)を取ってくっつけてみました。

プラティパスボトル1L+チューブキット+シャットオフバルブ

購入したチューブキットには水漏れを防ぐシャットオフバルブがついていません。
なのでビッグジップからサルベージ。
バイトバルブが劣化していなければ大丈夫だと思うけど、一応ね。

この状態で水を入れ、試しにチューチューと水を吸ってみたところ、いい感じにハイドレーションできました!
床に立てた状態で吸っていると、途中でケースの上の方がキュッと絞まって吸えなくなるのですが、バックパックの背中に入れれば容器が全面的に押しつぶされた状態になるので絞まらないはず。
山頂で豪勢にカップラーメンやアルファ米を戻したり、コーヒーを飲みたい場合はガスストーブ持参で2Lボトルに換えればちょうどいいでしょう。






それか山専ボトルがあればガスストーブ無しで水はそんなにいらないかも。
ほしいんですよねえ、山専ボトル。ジェットボイル軽いけど重いし。
24時間後も60度以上キープするらしいし。


ちなみにロゴスのドリンキングシステムというペットボトルに取り付け可能な商品も気になってはいたのですが、いまだにどのお店でも発見できず。


プラティパスのチューブキットも一応ペットボトルに取り付けはできますが、本当にちょびっとしか吸えませんので、プラティパスボトルや携帯水筒系のソフトボトル専用という感じです。
ウルトラライト派・圧縮派にはプラティパスシリーズをおすすめします。

2016年2月17日水曜日

初めての冬靴はハンワグ・フリクションGTX

雪の雲取登山でゲイターありとはいえ、ノーマルなトレッキングシューズでの雪山登山に限界を感じたので、ついに好日山荘で厳冬期2,000m級以上対応の冬靴を購入してしまいました。
雪山で食べるおにぎりは不味い!雪のダメレコ雲取山編

ドイツのブランド「ハンワグ」のフリクションGTXレディース
ハンワグ フリクションGTX

2016年2月4日木曜日

冬眠前に聴くならこの一曲

冬眠したいなあ…


そういえばこの前見た電気グルーヴの映画(電気グルーヴ「VITAMIN」=ラヴェルのボレロ)にC.T.ScanことCMJKこと北川潤氏も出演していた。

電気グルーヴ脱退会見で全裸の二人(卓球と瀧)を前に「こんな連中とはやってられません!」と宣言して辞めたCMJKは、その後ちょいとビジュアル系入ったようなテクノユニットを組んだりしていて、「CMJKがやりたかったのはこれかあ…」なんて不思議な気持ちで見ていたけれど、そのあとにC.T.Scanとしてリリースしたのがこの珠玉のインテリジェンステクノだった。

初めて聴いたとき、気づいたら涙がポロポロこぼれていた。
大昔に読んだハインラインの「夏への扉」の話を少し思い出したりしながら、でも最後どうなるんだっけなあ、なんか寂しい話だったよなあ、とか思いながら。
あとC.T.ScanがCMJKだということは当時全く知らなかった。
CMJKはずっとキュートメンだと思っていたから。

奥多摩あたりだと夏場には雪が解けてしまうから、もっともっと奥深い、万年雪が残る標高の高い場所に分け入って、この曲を聴きながら深い深い眠りにつきたい。

■関連記事?
雪山で食べるおにぎりは不味い!雪のダメレコ雲取山編
奥多摩あたりじゃ冬眠はできない…

2016年2月2日火曜日

雪山で食べるおにぎりは不味い!雪のダメレコ雲取山編

雲取山から見た雲海上に浮かぶ富士山。今年初の雲海だそう

以前に途中で断念した11月頭の燕岳登山も悔いだらけでしたが、このたびの9時間に渡る雪の雲取登山も相当厳しい山行となりました。
「雲海に浮かぶ富士山」というこの上なく素晴らしい景色を眺めることができたし、メンバーとの結束も強まったし、山荘で食べた温かいごはんは今まで食べたどの山ごはんよりも美味しかったし、部屋のこたつにあたったときの感動と夢見心地は今でも忘れることができないし、収穫は山のようにある山行でしたが、一方でとてもシビアな側面もありました。
私の人生反省ばかりで、恥の多い人生で大変恐縮ですが、後学のためにも今回の山レコードを共有したいと思います。

失敗した主な原因をまとめると、

  1. 日頃の運動不足
  2. 昨年よりアドバンテージがあると思い込んでいた
  3. 荷物が昨年より重い
  4. ガチガチの雪質
  5. 日没後、焦って禁断の「巻き道」を使用

このあたりにあると思います。
では一つ一つ紐解いていきましょう。