2015年10月22日木曜日

かき氷の聖地・熊谷「慈げん」で絶品の雪くま(* ̄(エ) ̄*)に出会う

熊谷に住んでるのに「慈げん」でかき氷を食べないのは、どこのどいつだい?

あたしだよ!(Tシャツがシワシワで恐縮です。アイロンかけます)

本ブログ二度目の懐かしいギャグが出たところで(熊谷に住んでるのに「田舎っぺうどん」を食べないのはどこのどいつだい?
今回は「武蔵野うどん」とともに熊谷名物の双璧をなす「雪くま」(フワッフワのかき氷)のナンバーワン店「慈げん」のかき氷についてのレポートをお届けします。
かき氷の話を秋にするのも何なんですが、秋には秋限定のかき氷が、そして冬には冬限定のかき氷メニューってものがあるんですよ、慈げんには!

2015年10月17日土曜日

あの世みたいな「湯釜」写真集

湯釜&スーツ 

画像検索の画面で「湯釜(ゆがま)」とキーワードを打てば、至近距離で見られた頃のド迫力の湯釜や、「ちょっと沸いてるんじゃないかな?」とおぼしきヤバめの湯釜など、アツアツの湯釜写真がいっぱい出てきます。
当分の間、実物は見られませんけどね…

今にも何かが降臨してきそうな雲行きの中で、湯釜 
今にも火山の神様か何かが降臨してきそうな雲行きの中で、湯釜 

そんなちょっとした感傷にひたりながらアルバムを漁っていると、なんだか↑のような不穏な感じの湯釜写真がわんさか出てきたので、この機会に放出したいと思います。

入山規制の経緯や最新の入山可能なハイキングエリアについては「草津白根山・湯釜周辺のハイキング最新事情2015」をご覧ください。

「え、日光白根山って規制されてるの?」と勘違いした方、ご安心ください。
日光白根山は噴火していません。ガンガン登れますのでこちらの登山レコをご参照ください。→ [積雪期登山レコ]日光白根山で初アイゼン

2015年10月13日火曜日

芳ヶ平の紅葉を見に日本国道最高地点と渋峠へ行く

日本国道最高地点から見下ろした芳ヶ平の紅葉

「芳ヶ平(よしがだいら)に行きたいなあ…」

ぼんやりとそう思うようになったのは、2年くらい前に見た「フォトコンテスト2012 | 日本で最も美しい村」のグランプリ写真がきっかけ。
妖精がひそんでいそうなメルヘンチックな森の雰囲気に、一発でノックアウトされました。

■ラムサール条約湿地に登録された「芳ヶ平」とは

今年5月にはラムサール条約の湿地群に登録されたとか。
まずはラムサール条約とは何なのか、ちょこっとご説明。
ラムサール条約とは…
ラムサール条約は、正式名称を「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といい、世界の湖沼や河川の流域、湿原や干潟、サンゴ礁など、淡水の流域環境や浅い海の自然(ウェットランド)を保全することを目的とした国際条約です。
現在の締約国数は162か国。締約国会議(COP)は、3年に一度開催されており、現在までにこの条約に登録された保全湿地の数は、世界におよそ2,000カ所にのぼります。
世界の湿地を守る「ラムサール条約」会議はじまる|黄海エコリージョン|WWFジャパンより

芳ヶ平湿原唯一の近隣宿泊施設である「芳ヶ平ヒュッテ」と「芳ヶ平キャンプ場」の住所は草津町なのですが、ラムサール条約に登録された芳ヶ平湿地群の大部分は中之条町六合(くに)地区に属しています。
そのため先日行った中之条ビエンナーレの会場のいろんな場所に、「ラムサール条約湿地群・芳ヶ平」などと書かれたのぼりが立っていました。
ちなみにこの中之条町六合地区と、一ヶ月前に中之条ビエンナーレでお邪魔した中之条町伊参(いさま)地区は、個別に「日本で最も美しい村」連合に加盟している数少ない自治体の一つです。

◎関連記事


そんな芳ヶ平には「草津白根レストハウス」から降りていくのが最短ルートでしたが、2014年に噴火警戒レベルが1から2に上がり、湯釜の1キロ圏内にあるレストハウスと駐車場が全面封鎖(草津白根山・湯釜周辺のハイキング最新事情2015)。

今は長野側の渋峠から下るか、湿地群の範囲内にある中之条のチャツボミゴケ公園、もしくは草津高原ゴルフ場のあたりから登るルートしかありません。

渋峠からは下りで1時間程度、チャツボミゴケ公園からはヤマレコ(チャツボミゴケ公園から芳ヶ平湿原 [山行記録] - ヤマレコ)などを見ると2、3時間、草津高原ゴルフ場ルートに至っては、町で配っていたパンフレットにさらっと記述があるくらいで、レコしている人もおらず不明…です。

そんなわけで、今のところ一番芳ヶ平に近いアクセスポイントである「渋峠」へ、草津を経由して行ってみました。

■県境の渋峠で珍百景を見物

草津温泉街から草津白根レストハウス・弓池前を泣きながら車で素通りし、芳ヶ平を見下ろす絶好のポイントである「日本国道最高地点」へと向かいます。
が、その前にトイレに寄りたかったので一旦最高地点前を通過して「渋峠ホテル」へ。


渋峠ホテル

ドライブインのような役割も果たしている渋峠ホテルの外観。
群馬・長野の県境に建っているのがわかりますね。面白い!
両県の特産品や地元野菜なども並んでいて、道の駅のような雰囲気もあります。
この施設では「日本国道最高地点到達証明書」を1枚100円で発行してくれるそうです。

渋峠ホテル内。群馬と長野の県境

渋峠ホテルのお食事処内部。ナニコレ珍百景で紹介されて見事珍百景に登録されたらしい、独特の味わいある風景。
喫茶と食堂の書体が違うのもある意味ポイントです。

渋峠ホテル(じゃらん)


■渋峠から少し戻って日本国道最高地点へ


日本国道最高地点へ

渋峠ホテルでナニコレな看板を見てから、再び群馬側の日本国道最高地点に戻ります。
紅葉オンシーズンの三連休初日だったので、狭い駐車スペースはずーっと満杯。
入れるかドキドキしましたが、休憩する場所もなく、石碑や芳ヶ平の写真を撮ったら退散する人がほとんどだったので、出てくる車と入れ替わりに車を停めることができました。

標高2,172m日本国道最高地点の石碑

日本国道最高地点の石碑。
この国道292号を走行中、数多くのヒルクライマーを見かけましたが、みなさんここを目指していたのでしょうか?
すごい執念です…
多くのヒルクライマーが石碑の前で自転車と一緒に記念撮影をしていました。
彼らにとっては「日本国道最高地点到達証明書」もある意味勲章になるのでしょうね。


日本国道最高地点の柵から芳ヶ平を見下ろします。
見渡す限りの大パノラマ!

真ん中に見える小さな池塘のあたりが芳ヶ平で、その奥の小さな赤い点が芳ヶ平ヒュッテの屋根だと思います。
さらに向こうの、もやの中に見える町並みは草津の温泉街でしょう。
天気があまりよくなかったため、例の「日本で最も美しい村」グランプリ写真にはかないませんが、満足のいく素敵な景色が拝めました。 


優しく穏やかな芳ヶ平の向こうには、荒涼とした火山の空気をたたえた草津白根山の姿が見えます。

優しく穏やかな芳ヶ平の向こうには、荒涼とした火山の空気をたたえた草津白根山の姿が見えます。
煙を見つめながら「山は生き物」という言葉が頭をよぎりました。

噴煙が立ち上る草津白根山

噴煙を拡大してみました。
ちょっとした地獄絵図ですね~。

紅葉にそまる草津方面の峠

万座三叉路から渋峠に向かう途中にはいくつか見晴らしの良い停車スペースがあります。
上の写真はそのうちの一つの駐車場から撮ったもので、草津方面の峠が紅葉しているのを見渡すことができました。
草津白根方面の紅葉は、これからが見頃の箇所もたくさんあります。
週末ぐらいまではもってくれそうなので、ぜひこの機会に渋峠や芳ヶ平へ足を運んでみてください。

■関連記事


2015年10月11日日曜日

草津白根山・湯釜周辺のハイキング最新事情2015

2012年に見た草津白根の湯釜
2012年に見た草津白根山の火口・湯釜

今年も紅葉の最盛期をむかえつつある草津白根山(本白根山)周辺。
しかし2014年6月に噴火警戒レベルが1から2(火口周辺1km立ち入り規制)に引き上げられたことで、火口ちかくの草津白根レストハウスは閉鎖され、一番の見どころでもある火口の湯釜や弓池などへは立ち入り禁止となっています。
また今年5月にラムサール条約湿地に登録された芳ヶ平湿地群には、レストハウスから徒歩40分程度でアクセスできたのですが、今は湿地群の一部でもあるチャツボミゴケ公園から2~3時間程度歩くルートか、長野との県境にある渋峠から1時間ほど下るルートしかないので、草津観光のついでに行くには少し厳しいのが現状です。
(関連記事→芳ヶ平の紅葉を見に国道最高地点と渋峠へ行く

今回は、入山規制が解除される日を待ち望みつつ、在りし日の湯釜や弓池などの写真とともに、現時点で規制がかかっていない富貴原の池・鏡池・中央火口をめぐる「本白根ハイキングコース」の紹介をしたいと思います。
これから草津方面に紅葉狩りに行く人は、ぜひご参照ください!

「え、日光白根山って規制されてるの?」と勘違いした方、ご安心ください。
日光白根山(奥白根山)は噴火していません。ガンガン登れますのでこちらの登山レコをご参照ください。→ [積雪期登山レコ]日光白根山で初アイゼン

2015年10月8日木曜日

草津温泉に行ったらココだけは見逃すな!湯畑・西の河原公園編

湯畑から立ち上る湯けむり

「魅力的な都道府県ランキング」的なもので群馬・栃木・茨城の北関東三県がいつも最下位を占めているのはご存知でしょうか。

(引用)今回の調査にて最下位となったのは2年連続で茨城県となった。
魅力度に相関の高い観光意欲度も6年連続最下位となっている。
一方で、県内出身者による県への愛着度は前年よりも高くなっている。

地域ブランド調査2014 都道府県ランキング (地域ブランドNEWS)

最後の一行に涙が出たのは私だけかな?
45位、46位、47位を北関東が独占かと思いきや、リンク先の画像を見ると栃木だけが抜け出てます!(41位だけど)
なんだろう、テスト当日の朝に「全然勉強してないよー」と言っていた友だちが100点取っているのを知った時のような、「交際ゼロ日婚」という報道に対する不信感のような、このモヤっとした気持ち…

さて。そんな46位の群馬県民にとって、溺れる者の藁ともいえる唯一のアイデンティティ「草津温泉」の要チェックポイントを、「別府温泉の方が広い」「別府温泉の方が見どころ多い」などと九州の人にけちょんけちょんにけなされた経験がある元グンマーが紹介していきたいと思います。
コレだけ見といたらもう↑みたいな文句も出ないんじゃないかな、と。
べ、別にいじけてなんかないさ!

2015年10月3日土曜日

映画「ナイトクローラー」の感想



映画「ナイトクローラー」を観てきました。
最寄りの上映館「浦和ユナイテッド・シネマ」で封切りするのを2週間待って、先週土曜日にやっと。
物語の白眉である「グラフィカル(グラフィックだったかな?)な絵」のところに差し掛かったとき、正直言って猛烈に後悔しましたね。
「なんでこのタイミングで観ちゃったんだよ、私!」と。

富裕層が住む住宅街で起きた一家皆殺し殺人事件の現場に、良心の呵責が一切ないサイコパスとおぼしきパパラッチ野郎の主人公ルイスが土足で勝手に踏み込んで好き勝手に撮影するあのシーンです。
あのシーンで、忘れかけていた例の記憶がまざまざと蘇ってきました。
マイタウン熊谷を襲ったあの連続強盗殺人事件の記憶が。

自分で言うのも何なんですけど、今回の一件では周囲の人が思ってる以上に混乱したし、世間から取り残された感ありますからね私。
なんでこんなに人が少ない熊谷で、何の罪もない人たちがあんなひどい目に遭わなければいけなかったの?なんで伊勢崎から前橋に出たの?もし小田原・熱海行きに乗れてたら、こんなことはおこらなかったの?もし高崎で降りてたら成田行きのバスに乗れたの?なんで石原駅周辺だったの?とかとか…いまだに混乱して気持ちの整理がついていません。
あとついでに、この事件を盾に難民受け入れ拒否を表明する人に対しては一言言いたい。

関係無さすぎて、へそが茶を沸かすわ!

さて、熊谷殺人事件の話は自分の中では全然未消化なのでこのへんにしておいて、ナイトクローラーの話に戻ります。