2014年9月13日土曜日

猊鼻渓 VS 厳美渓 ゆるキャラ対決

「猊鼻渓」と「厳美渓」。
ひらがなで書くと、「げいびけい」と「げんびけい」。
一文字違いの紛らわしい名前だが、漢字で見るとかなり違う。
この二つの景勝地は岩手県の世界遺産、平泉を挟む形で存在する。



今年も毎年恒例のゆるキャラグランプリの投票が始まったが、我軍・群馬の代表で万年3位の汚名を返上すべく全県総力を上げて公職選挙法ギリギリの選挙活動を展開している「ぐんまちゃん」の大躍進には私もおおいに期待を寄せている。
 ベアブリックぐんまちゃん買ったんさ〜 ∈・^
そんなゆるキャラ花ざかりの昨今だが、猊鼻渓と厳美渓にもそれぞれマスコットキャラクターがいることをご存知だろうか。
猊鼻渓には「ゲイビィ」が、厳美渓には「ペッタンくん」というキャラクターがいるらしい。

猊鼻渓のゆるキャラ「ゲイビィ」



高さ50メートルもある岩壁がおよそ2キロメートルも続く日本百景のひとつ「猊鼻渓」。
こちらは2013年11月に撮影。



船頭さんが猊鼻渓をガイドしながら民謡も歌ってくれる渓流舟下りが楽しい。


猊鼻渓船のりばの売店にて。
こちらもゆるい、どこかで見たような怪しいキャラだが猊鼻渓のキャラではない。


晩秋の夕暮れ迫る猊鼻渓を散策。


舟下り中。水が澄んでいるので鯉の群れもバッチリ見える。


お隣の船客は団体さんのようだ。


船頭さんが歌ってくれる「げいび追分」の歌詞。
大船渡線に乗り換えしやんせ 一関より遠からす♪




こちらが猊鼻渓のゆるいキャラ「ゲイビィ」だ。
ゲイビィの顔をよーく見ると頭は猊鼻渓で、髪が砂鉄川になっているのがわかる。

そしてこれがゲイビィの部屋。
ゲイビィの部屋|げいび観光グループ

「うんだまんじゅう」が好物というぐらいの情報しかなくて寂しい…
しかもこの「うんだまんじゅう」、厳美渓の「郭公だんご」と比べると圧倒的に知名度が乏しいので「うんだまんじゅう?」と不思議な気持ちになるから厄介だ。


こちらは猊鼻渓に向かう途中にある採石場近くで販売されている不思議な銘菓「石っこ賢さん」。
「石っこ賢さん」とは、子どもの頃から鉱物が大好きで採石場に勤務していたこともある岩手の花巻が生んだ作家・宮沢賢治の仇名である。

石っこ賢さんについて→三陸海の子弁当、南部せんべい、石っこ賢さん…岩手グルメに出会う旅

猊鼻渓とゲイビィが気になる方は下記公式サイトをご覧あれ。
名勝・日本百景猊鼻渓・舟下り


厳美渓のイメージキャラ「ペッタンくん」



2012年11月に訪れた厳美渓。
エメラルドグリーンの磐井川が美しい。


磐井川は川幅が狭く急流のため川下りはできないようだ。


名物の空飛ぶ団子こと「郭公だんご」が到着。


何だ君は!? 道の駅 厳美渓のゆるキャラ「ペッタンくん」

一関厳美渓のゆるキャラペッタンくん

厳美渓の「ペッタンくん」。
名物のお餅を模した、文字通りのゆるキャラ。
でも木製。
出会いから2年経っているがいまだに詳細不明である。

今どきのゆるキャラっぽさでいえばゲイビィの方が一歩リードしている感はあるが、木製ペッタンくんのゆるさと素朴さもなかなか捨てがたいものがある。

ゲイビィとペッタンくん、どっちがゆるかっただろうか?


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