2015年12月25日金曜日

2016年は「含よう素泉」ブームが来る!

温泉ライターの流行予想!
来年2016年は「含よう素泉」という泉質が流行るような気がします。
たぶん。

含よう素泉とは?
環境省自然環境局が2014年7月に改訂した「鉱泉分析法指針」で追加されたばかりの新たな泉質で、温泉水1kg中によう化物イオンを10mg以上含むことが条件。
殺菌作用が高く、気になるコレステロール値を下げたり、動脈硬化の予防効果も。甲状腺機能昂進症の人は飲用禁忌とされています。
お湯はいわゆるヨード液を連想させる茶褐色で、口に含むと独特の苦味を感じます。
初モノ好き必見!新泉質「含よう素泉」が味わえる温泉より
ものすごく大雑把に言えば、薄めたうがい薬にそのまま入ったような、「薬!」という感じの泉質です。

なぜ「含よう素泉」が来年流行るのかというと…
東京大手町という高層ビルだらけの大都会のど真ん中に「含よう素泉」の温泉が湧出し、その施設がおそらく2016年中にオープンするからです。
オフィスビルしかないような都心に天然温泉施設ができるというトピックは、普段温泉に行かない人の耳にも相当新鮮に響くでしょうし、しかも聞き慣れない「含よう素泉」という泉質の珍しさもあって、ワイドショーなどのメディア取材も殺到しそうな気がします。

「含よう素泉」という泉質自体、環境省が出している泉質の指針である「鉱泉分析法指針」に2014年に追加されたばかりの非常に新しい泉質で、温泉法的に温泉分析書を改めるのが10年毎となっているため、「含よう素泉」を泉質として掲げる温泉施設自体がまだ少ないというのが実情です。
私も現時点では千葉酒々井(しすい)の「酒々井温泉」と、としまえんの「庭の湯」、そして葛飾区の「東京天然温泉 古代の湯」くらいしか把握できていません。
(詳しくは初モノ好き必見!新泉質「含よう素泉」が味わえる温泉でピックアップ)

酒々井温泉の含よう素泉についての感想は@nifty温泉の突レポから一部抜粋します(書いたの私なもんで)。

温泉の色は茶褐色で、日差しや時間帯によって緑っぽく見えることも。
顔についたお湯をちょこっと舐めてみると、塩分とともに独特の苦味がきいていて、ほんのり鉄の味もしました。
「良薬口に苦し」といった感じで、体にもとっても良さそう!
塩分がとても濃く、末端の冷えや乾燥肌によるかゆみも改善されたおかげで、この日は熟睡することができました。
やっぱり冬の温泉は「熱の湯」に限りますね!

施設の詳しい感想は↓で!
お買い物ついでに温泉へ行こう!湯上がりにお酒も飲んじゃおう! 酒々井温泉 湯楽の里の温泉コラム・レポート 突レポ


今後、温泉分析書更新のタイミングでまた新たな「含よう素泉」が全国に続々と誕生するかと思うと、今から楽しみでしかたありません!

含よう素泉が湧出した酒々井温泉近くのプレミアム・アウトレット

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