尾瀬ヶ原。至仏山を振り返ると若い歩荷(ぼっか)さんがいた
約一年ぶりにソロ山行を決行した。
最初のソロ登山は至仏山だった。
二度目も同じ尾瀬・燧ヶ岳なのも何かの縁だ。
2013年9月11日の初ソロ登山→ 至仏山、ソロ登山
■晩秋の「燧ヶ岳」登山コースタイム
- 1日目・尾瀬ヶ原経路:鳩待峠→山ノ鼻→中田代三叉路(牛首分岐)→竜宮十字路→見晴(下田代十字路)→白砂峠→沼尻平→長蔵小屋(5時間)
- 2日目・登り:尾瀬沼東岸→長英新道(燧新道)→ミノブチ岳→爼嵓→柴安嵓(3時間30分)
- 2日目・下り:柴安嵓→爼嵓→熊沢田代→広沢田代→御池口(2時間50分)
(休憩時間を含む)
前回のダメレコ(雨もしたたる、いい燧ヶ岳)の教訓から、終バスに間に合わない可能性がある大清水や鳩待峠などの群馬側登山口ではなく、福島側の御池より帰宅する方法を選択した。
結果なんだかんだで交通費が1万円を超えてしまった。
さらに痛かったのは、登山帰りの乗客で混雑する会津高原尾瀬口駅で、なぜか会津田島駅から乗車と換算されて700円ぐらい余計に切符料金を払ってしまった。
おそらく浅草行き直通の電車に乗る乗客のほとんどが東京まで帰る人ばかりだった影響だろう。
相部屋だった阿佐ヶ谷在住のソロ女子の切符と、栃木下車の私の切符代金がほとんど変わらないことに気づいたのだが、疲れていたので両毛線乗車までそのままやり過ごしてしまった。
証拠はもう何も残っていない。無念。
鳩待峠ではいつも乗合タクシーに急いで乗ってしまうので、トイレに入ったりストレッチをしたりして、少し余裕を持って過ごすことにした。
10分ぐらいしたところで、尾瀬沼方面へ向けていざ出発。
山ノ鼻までは下りの木道歩きがメインだ。
至仏山ソロ登山編で詳しく書いてあるのでご参照を。
途中、木道が凍結している日当たりの悪い場所でスルっと滑って止まらなくなり、しょっぱなから身の危険を感じた。
歩幅を狭くして慎重に歩け、とは言うが、あの傾斜ではいかんともしがたい。
スパイクでは木道を傷つけてしまうので何かいいものはないだろうか?と思っていたら、Facebookの山好きのページでモンベルの「リバーシブルグリッパー」なる製品を紹介している人がいた。
木道用と凍結路面用のリバーシブルになっている滑り止め。
これからの季節の低山登山にも役立ちそうだし、買っちゃおうかな…
濡れ落ち葉で異様に滑りやすくなった岩の階段や凍結した木道など、この季節ならではの意外な難所を抜けて山ノ鼻へ到着。
のど飴の持参を忘れたのでこちらの休憩所で「尾瀬の力飴」というブルーベリー味の飴を購入してすぐに出発した。
なだらかな山容の至仏山を振り返る。
秋がもうすぐで終わるんだな。としみじみ実感しながら前を向く。
晴れの日の池塘は青空が映え、浮草の紅葉とのコントラストがこの世のものとは思えないほどに美しい。
「パンフレットで見るような景色の写真が撮れたわ!」
前方を歩くご婦人方の感嘆の声に、心の「いいね!」ボタンをプッシュ。
前回はあいにくの天気で見ることができなかった「逆さ燧」がそこに!
水草や浮草が晴天を受けて光り輝いている。
花の季節とはまた違った楽しみ方が秋の尾瀬にはある。
尾瀬ならではの水の美しさに見惚れる。
竜宮現象出口(湧出点)※水が出てくるところ
ここが竜宮現象出口。
尾瀬ヶ原のど真ん中に位置する龍宮小屋。
いつかは泊まりたいと思っている憧れの山小屋だ。
龍宮小屋から至仏山方面。
黄金色から灰色へ、今まさに萌え尽きようとしている美しい晩秋の尾瀬ヶ原。
そのど真ん中を、尾瀬を象徴する人物の一人である歩荷さんとともに歩く。
極上のひとときを噛みしめながら歩を進めた。
前方の中央あたりに列になった四人の人物がいるのがわかるだろうか。
こちら向きにカメラを構えて歩荷さんが来るのを今か今かと待ち構えている様だ。
歩荷さんは私たち一般のハイカーにとってオコジョやヤマネにも並ぶ「尾瀬のスター」なのだということが伺える。
もしも生まれ変われるのなら男になって歩荷になりたい。
できたら名前も「岳」がいい。
欲を言えば「谷川」という家に生まれたい。
そんな夢を見た。
見晴のオープンエアな休憩スペースから尾瀬ヶ原・至仏山を望む。
ザ・なだらか。
お昼の少し前。ここで野菜カレーとブレンドコーヒーを頂く。
至福のひととき。
尾瀬沼まではあと6.5km。
高低差は見晴の標高が1,410m、長蔵小屋・尾瀬沼ヒュッテが標高1,660mなので地味に250mを登って行く。
白砂峠への道にて、空を見上げる。
日当たりが悪い木陰道なので紅葉がまだこんなにも鮮やかだ。
青空とのコントラストがよりいっそう紅葉を美しく見せてくれる。
元気が出る風景だ。
前回のダメレコで通った時も気になっていた、白砂峠あたりにあるテーブルのような木の幹の元。
ここでお菓子を広げて森のパーティーでも開きたいところだが、展望も何もない狭い道なのですぐ撤退した。
白砂田代のベンチにはこの青空を一人占めしている先客が寝そべっていた。
羨ましい限り。
前回と比べてだいぶ葉も落ちてしまっていたが、池塘に映る木々は相変わらず美しい。
前略、白砂田代の道の上から
今回はソロなのでヤマネチは未遂に終わった。
せめて川面でピースぐらいはしたい。よく見えないけど。
平地だとかなり骨ばっている我が手の甲であるが、気がつくと完全にむくみきっていた。
前回の行き帰りに二度お世話になった沼尻の休憩所。
すでに小屋じまいした後だった。
沼尻からナデッ窪方面。
デジカメの操作ミスで謎の連写をしてしまい、前方の人に不審がられる、など。
燧ヶ岳でもっとも古い登山道「ナデッ窪」。
尾瀬の主でもある平野長蔵翁が明治22年に岩の祠を担ぎあげて開拓した道である。
ナデッ窪の「ナデ」とは雪崩のことらしい。
たしかに急峻で雪崩の多そうな道だ。
尾瀬沼の湖面には水鳥たちが集っていた。
尾瀬ヶ原の池塘でも見かけた鳥と同じ種類なのだろうか。
西日が差してきた尾瀬沼。
葦などの水草が水面に少しだけ顔を出す様が愛らしくも美しい。
この日は一体何度「美しい」と思っただろうか。
このあたりから逆光の尾瀬沼を撮ることに夢中になり、空前の逆光写真ブームが私の中に訪れた。
ほとんどの写真は失敗していた。
前方に長蔵小屋が見えてきた。
長英新道入口。
ゴールはもうすぐだ。
この木の実の名前を長蔵小屋にあった尾瀬の本で調べたのだが、その日のうちに忘れた。
大江湿原を象徴する三本唐松のある場所までやって来た。
三本唐松の後ろに燧ヶ岳があるこの景色は尾瀬でもっとも好きな風景の一つだ。
右へ行けば福島の沼山峠方面となる。
長蔵小屋に到着。
チェックインしてソロ女子が集合する相部屋に入ると先客が一人と、もう一組布団が敷いてあったのですでに二人が入っていた。
今日はあと二人か三人が相部屋になる予定だという。
そっと荷物を置いて静かに部屋を去り、「尾瀬沼屈指のビューポイント」長蔵小屋裏の展望ベンチへと向かった。
尾瀬沼と燧ヶ岳を望む。
■交通機関
- 往路:JR上越線・水上行き沼田駅→関越バスで尾瀬戸倉・大清水行き→戸倉・鳩待峠連絡所で乗合バス乗車→鳩待峠
(JR高崎沼田間760円、関越バス約2,000円、乗合バス930円) - 復路:御池・会津バス→会津高原尾瀬口から野岩鉄道浅草行き(駅員の手違いで普通列車なのに700円多く払う羽目に…)→JR両毛線
(会津バス約3,000円、野岩鉄道約2,500円、JR両毛線1,490円)
前回のダメレコ(雨もしたたる、いい燧ヶ岳)の教訓から、終バスに間に合わない可能性がある大清水や鳩待峠などの群馬側登山口ではなく、福島側の御池より帰宅する方法を選択した。
結果なんだかんだで交通費が1万円を超えてしまった。
さらに痛かったのは、登山帰りの乗客で混雑する会津高原尾瀬口駅で、なぜか会津田島駅から乗車と換算されて700円ぐらい余計に切符料金を払ってしまった。
おそらく浅草行き直通の電車に乗る乗客のほとんどが東京まで帰る人ばかりだった影響だろう。
相部屋だった阿佐ヶ谷在住のソロ女子の切符と、栃木下車の私の切符代金がほとんど変わらないことに気づいたのだが、疲れていたので両毛線乗車までそのままやり過ごしてしまった。
証拠はもう何も残っていない。無念。
いざ、ピーカンな尾瀬ヶ原へ
沼田駅から関越交通の尾瀬戸倉行きのバスに乗り、9時半に鳩待峠へ到着。鳩待峠ではいつも乗合タクシーに急いで乗ってしまうので、トイレに入ったりストレッチをしたりして、少し余裕を持って過ごすことにした。
10分ぐらいしたところで、尾瀬沼方面へ向けていざ出発。
山ノ鼻までは下りの木道歩きがメインだ。
至仏山ソロ登山編で詳しく書いてあるのでご参照を。
途中、木道が凍結している日当たりの悪い場所でスルっと滑って止まらなくなり、しょっぱなから身の危険を感じた。
歩幅を狭くして慎重に歩け、とは言うが、あの傾斜ではいかんともしがたい。
スパイクでは木道を傷つけてしまうので何かいいものはないだろうか?と思っていたら、Facebookの山好きのページでモンベルの「リバーシブルグリッパー」なる製品を紹介している人がいた。
木道用と凍結路面用のリバーシブルになっている滑り止め。
これからの季節の低山登山にも役立ちそうだし、買っちゃおうかな…
濡れ落ち葉で異様に滑りやすくなった岩の階段や凍結した木道など、この季節ならではの意外な難所を抜けて山ノ鼻へ到着。
のど飴の持参を忘れたのでこちらの休憩所で「尾瀬の力飴」というブルーベリー味の飴を購入してすぐに出発した。
なだらかな山容の至仏山を振り返る。
秋がもうすぐで終わるんだな。としみじみ実感しながら前を向く。
晴れの日の池塘は青空が映え、浮草の紅葉とのコントラストがこの世のものとは思えないほどに美しい。
「パンフレットで見るような景色の写真が撮れたわ!」
前方を歩くご婦人方の感嘆の声に、心の「いいね!」ボタンをプッシュ。
前回はあいにくの天気で見ることができなかった「逆さ燧」がそこに!
水草や浮草が晴天を受けて光り輝いている。
花の季節とはまた違った楽しみ方が秋の尾瀬にはある。
尾瀬ならではの水の美しさに見惚れる。
竜宮現象出口(湧出点)※水が出てくるところ
ここが竜宮現象出口。
尾瀬ヶ原のど真ん中に位置する龍宮小屋。
いつかは泊まりたいと思っている憧れの山小屋だ。
龍宮小屋から至仏山方面。
ここまでは群馬県片品村。ここからは福島県檜枝岐村となる。
黄金色から灰色へ、今まさに萌え尽きようとしている美しい晩秋の尾瀬ヶ原。
そのど真ん中を、尾瀬を象徴する人物の一人である歩荷さんとともに歩く。
極上のひとときを噛みしめながら歩を進めた。
前方の中央あたりに列になった四人の人物がいるのがわかるだろうか。
こちら向きにカメラを構えて歩荷さんが来るのを今か今かと待ち構えている様だ。
歩荷さんは私たち一般のハイカーにとってオコジョやヤマネにも並ぶ「尾瀬のスター」なのだということが伺える。
もしも生まれ変われるのなら男になって歩荷になりたい。
できたら名前も「岳」がいい。
欲を言えば「谷川」という家に生まれたい。
そんな夢を見た。
やってきました見晴(みはらし)。
見晴には6つの山小屋と一つのキャンプ場と一つの無料休憩所がある、尾瀬ヶ原の中でもっとも栄えている、人の匂いがする場所である。
見晴のオープンエアな休憩スペースから尾瀬ヶ原・至仏山を望む。
ザ・なだらか。
お昼の少し前。ここで野菜カレーとブレンドコーヒーを頂く。
至福のひととき。
前回の散策時にも来た見晴キャンプ場のトイレへ行く道中から。
今日は最高の布団干し日和だ。
足の疲労も完全に回復したので、再度尾瀬沼方面へ出発!
尾瀬でよく見る白いきのこ。
食べられそうで食べられなさそうな謎のきのこだ。
でもすごく美味しそう…
見晴から燧ヶ岳へ登る唯一の登山道だった見晴新道は昨年9月(至仏山ソロの二週間ぐらい後)の台風で道が決壊し、本年中の復旧も見送られることとなった。
温泉小屋からの「温泉小屋道」も廃道化が進んでいるので、見晴宿泊者は長英新道よりも近いナデッ窪から登る人が多いらしい。
尾瀬沼まではあと6.5km。
高低差は見晴の標高が1,410m、長蔵小屋・尾瀬沼ヒュッテが標高1,660mなので地味に250mを登って行く。
白砂峠への道にて、空を見上げる。
日当たりが悪い木陰道なので紅葉がまだこんなにも鮮やかだ。
青空とのコントラストがよりいっそう紅葉を美しく見せてくれる。
元気が出る風景だ。
前回のダメレコで通った時も気になっていた、白砂峠あたりにあるテーブルのような木の幹の元。
ここでお菓子を広げて森のパーティーでも開きたいところだが、展望も何もない狭い道なのですぐ撤退した。
白砂田代のベンチにはこの青空を一人占めしている先客が寝そべっていた。
羨ましい限り。
前回と比べてだいぶ葉も落ちてしまっていたが、池塘に映る木々は相変わらず美しい。
前略、白砂田代の道の上から
今回はソロなのでヤマネチは未遂に終わった。
せめて川面でピースぐらいはしたい。よく見えないけど。
平地だとかなり骨ばっている我が手の甲であるが、気がつくと完全にむくみきっていた。
前回の行き帰りに二度お世話になった沼尻の休憩所。
すでに小屋じまいした後だった。
沼尻からナデッ窪方面。
デジカメの操作ミスで謎の連写をしてしまい、前方の人に不審がられる、など。
燧ヶ岳でもっとも古い登山道「ナデッ窪」。
尾瀬の主でもある平野長蔵翁が明治22年に岩の祠を担ぎあげて開拓した道である。
ナデッ窪の「ナデ」とは雪崩のことらしい。
たしかに急峻で雪崩の多そうな道だ。
尾瀬沼の湖面には水鳥たちが集っていた。
尾瀬ヶ原の池塘でも見かけた鳥と同じ種類なのだろうか。
西日が差してきた尾瀬沼。
葦などの水草が水面に少しだけ顔を出す様が愛らしくも美しい。
この日は一体何度「美しい」と思っただろうか。
このあたりから逆光の尾瀬沼を撮ることに夢中になり、空前の逆光写真ブームが私の中に訪れた。
ほとんどの写真は失敗していた。
前方に長蔵小屋が見えてきた。
長英新道入口。
ゴールはもうすぐだ。
この木の実の名前を長蔵小屋にあった尾瀬の本で調べたのだが、その日のうちに忘れた。
大江湿原を象徴する三本唐松のある場所までやって来た。
三本唐松の後ろに燧ヶ岳があるこの景色は尾瀬でもっとも好きな風景の一つだ。
右へ行けば福島の沼山峠方面となる。
長蔵小屋に到着。
チェックインしてソロ女子が集合する相部屋に入ると先客が一人と、もう一組布団が敷いてあったのですでに二人が入っていた。
今日はあと二人か三人が相部屋になる予定だという。
そっと荷物を置いて静かに部屋を去り、「尾瀬沼屈指のビューポイント」長蔵小屋裏の展望ベンチへと向かった。
尾瀬沼と燧ヶ岳を望む。
右の山頂が狭そうなピークが俎嵓(まないたぐら)で、手前の小さなピークがミノブチ岳。
左は赤ナグレか御池岳で、この位置からだと柴安嵓(しばやすぐら)は見えないらしい。
尾瀬沼ヒュッテ前にある望遠鏡で山頂に石碑のようなものが立っているのが見えた。
沼山峠方面へ少し歩くと尾瀬の守り神ともいえる平野家の墓地がある。
開祖である長蔵翁、その長男で歌人でもあった長英と同じく歌人の靖子夫妻は同じ墓石に名前が刻まれ、早逝してしまった長蔵翁の孫に当たる長靖(ちょうせい)さんの三代の墓のほか、植物学者武田久吉氏の遺品を埋葬した記念碑、女性の名前のものと、おそらくは長蔵小屋を継ぐはずだったがこれもまた早逝してしまった長靖さんの弟の墓もあったように思う。
平野家の墓参りの帰り道。
逆光に映えるすすき野原を撮ったつもり。
尾瀬沼絵に映える「夜の逆さ燧」。
夕日に夢中になりすぎて時間がたつのを忘れて、いい時間まで外で過ごしていた。
急いで長蔵小屋に戻ると食堂はすでに満員だった。
焦って晩ご飯をかきこんできると、相部屋の女性に声をかけられた。
ソロ山行の話に花が咲いたが、気がつくと私たちが食堂に残された最後の客となっていた。
小屋の入口付近に貼ってある時刻表で帰りのバスの時間をチェック。
御池を14:30に出発するバスに乗れば翌日に響かない時間に帰ることができそうだ。
ということで明日は出発を朝5時半にしよう!
そう思って早めに床に就いたが、布団に入ってからしばらくすると鼻水がだらだら出て止まらなくなった。
常備薬のアレグラを飲んでも点鼻薬のコールタイジンをさしても一向によくならない。
前回宿泊したときも似たような症状になったが今回はあまりにひどかった。
一時は風邪を疑い、朝一の大清水発沼田行きバスに乗って実家に帰ることを想定しながら、消灯後に三度トイレに立って鼻をかんだりしながら、何とか眠りに落ちた。
翌朝起きると鼻はいくぶんマシになっていた。
次回は鼻の中に塗る薬も持って行こう。
次回に続く
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