「麺処いち林」の芳醇煮干しラーメン
定休日、臨時休業、大雪の翌日の長蛇の列、早仕舞い、そしてまた定休日…
そんな幾多の困難を乗り越え、アタックすること6回目にしてようやく評判の地元の味、渋川市「いち林」(いちりん)のラーメンを食べることに成功した。
思えばここにたどり着くまで、およそ1年以上かかった。長かった…
「麺処いち林」総合点 ☆★★★★(4.2点/5.0点満点中)
- 味 ☆★★★★(芳醇煮干しラーメンが最強!!)
- コスパ ☆☆★★★(芳醇煮干しラーメン750円。まあまあ)
- 雰囲気 ★★★★★(改装したて。天井が高く開放的。カフェっぽい雰囲気もある)
- 人気度 ☆★★★★ (大雪の翌日も行列ができるほど大人気)
- 立地 ★★★★★(渋川市街からは離れるが、街道沿いの店舗も多く、伊香保との中間地点にあるので温泉帰りに寄るのに適している)
芳醇なコクと透明感のあるスープ、そして穂先メンマが美味!
どんぶりの底まで見えそうな、クリアで透明感のあるスープにまず目を奪われる。
スープを一口飲むと、その芳醇でまろやかなコクに驚かされる。
麺はノーマルな中細ストレート麺で、特徴のある煮干しダシスープにほどよく絡み、絶妙なハーモニーを奏でる。
そしてこのラーメンの第二の主役、「穂先メンマ」の登場だ。
箸で上げた瞬間、その長さにハッとする。
そして柔らかな歯ごたえが、この芳醇なラーメンに味わいと華を添えてくれる。
とにかく「素晴らしい!」の一言だ。
もう一つのオーダーは味玉入り醤油ラーメン。
こちらも透明感のあるスープが美しい。
こちらのメンマはノーマル。
予定の14時半よりほんのり早じまい。
間に合って本当によかった…
以前の店内はモンゴルのパオのような変わった内観だったとか。
開放感のある高い天井のせいだろうか、カフェのようなオシャレな空気感が心地よく、思わず長居したくなるほどだった。
地元の人にも観光客にも愛される人気店「いち林」
今年2月の記録的な大雪の日(群馬県内の交通状況・孤立化について)とはまた別の大雪の日、もしかしたら空いているかもしれないと正午すぎに店の前まで行くと、雪かきもまだ十分に済んでいない店の前にはすでに長蛇の列ができていた。
自分と同じことを考えていた食いしん坊な人の多さに愕然となって、その日は泣く泣く店を後にした。
15分程度並んでようやく入店できたこの日の店内には、付近に勤めているであろうスーツ姿の男性二人組、子ども連れの一家、老夫婦っぽいカップル、そして我々母娘など、老若男女が集っていた。
駐車場に停められた車のナンバーを確認すると、県外からの来客も多かった。
渋川市街からの距離はあるが、正面の道路を山の方向(行幸田団地方面)へしばらく道なりに上っていけば、水沢うどん街道や伊香保温泉というおなじみの観光地にもすぐにアクセスできる。
温泉帰りに寄る人も増え、行列がなかなか途切れない日もあるので、なるべく平日を狙って行きたいが、 火・水曜日が定休日なのでお忘れなきよう。
一体何度間違えて火・水に足を運んでしまったことか…
それと現在昼の営業のみとなっているので、こちらもご注意されたし!
ついでに水沢うどん街道に出る手前にある「わたりや」という秘境めしの趣があるラーメン屋もおすすめなので、別の機会にぜひ紹介したいと思っている。
0 件のコメント:
コメントを投稿