たった一人で登山をする「ソロ」(単独行)の時と、複数人でパーティを組んだ時とでは心構えだけでなく、必携となる持ち物も変わってくる。
ソロ登山歴たったの数回(至仏山日帰り、燧ヶ岳一泊、妙義山中間道1回、長瀞アルプス宝登山1回、すべて無雪期)の私だが、数少ない実地の中で「これは絶対必要!無いと死ぬ!」と思ったものと、出先で知り合った単独女性に聞いてみた結果をふまえて、必携となるグッズを紹介していこうと思う。
※無雪期(春低山、夏秋)の持ち物です
今後導入を検討するもの
山と高原地図アプリ(iOS版)
山と高原地図 - MAPPLE ON, Co., Ltd.
モヤモヤの至仏山登山(至仏山、ソロ登山)のときはアプリ版しか持っていなかったが、雨降りのときにノン防水なスマホでは心もとないと感じたので、燧ヶ岳登山(【2日目】燧ヶ岳ソロ登山(長英新道〜俎嵓・柴安嵓〜御池))の時にあらためて印刷版を購入した。
防水加工されているので、雨降りソロ山行にもぴったりだ。
ついでに風呂場に持ち込んで、山行に思いをはせながらの入浴も可能だ。
また私が出会ったソロ女子の話だが、見知らぬ道行くおじさんに「地図を持たなきゃダメだよ!」とよく怒られるらしい。
「ソロ女子は地図を持っていない」と決めつけられることが多いらしく、このエピソードを周りで聞いていた他のソロ女子たちも深く頷いていたので、これは「ソロ女子あるある」と言えるのかもしれない。
当然皆登山地図を持参しているのにもかかわらず、こういうことがよく起こるらしい。
女子たちはよっぽどキョロキョロしているのだろうか?
謎である。
また積雪期は夏道が雪に埋もれてルートも変わってくる。
地図とコンパスでルートファインディングもできるが、アプリ版の地図があると尚心強い。
GPSで自分が今どこにいるのか、スマホのアプリですぐにわかるからだ。
山と高原地図アプリ(iOS版)
山と高原地図 - MAPPLE ON, Co., Ltd.
ガスの中の至仏山でなんとか一人で下りて来られたのも、山と高原地図アプリのおかげだ。
またルート記録中はバッテリーを非常に消耗するので予備バッテリーにも助けられた。
ただし地図も万能ではない。
尾瀬の地図にはここ数年ほど土砂崩れ・台風の関係で通行止めになっている燧ヶ岳の見晴新道(尾瀬財団のサイトのよれば2016年度中に復旧を目指しているとか)が掲載されている。 事前の情報収集が適正なら問題はないが、地図の更新も考慮しておいた方がよい。
探せばあるのかもしれないが、私は見たことがない。
この場合はルートが紹介されている書籍をコピーしておいたりする。
↓水沢山・妙義山のルートも入ってます↓
日本百名山12座入りで穴場もたっぷり紹介されている登山ガイドブック「群馬の山歩き130選」
妙義山の場合は、麓の神社の売店や道の駅の観光案内所などに簡易的な地図が置いてあったのと、ところどころにルートが描かれた看板があったので撮影しておき、それらを活用した。
↑コンビニなどでも手に入るこのタイプの充電器に、
↑のエネループを入れて使用している。
私が使用しているiPhoneはサードパーティ製の充電コードだと認識しない場合が多いので、山行にはなるべく純正品を持って行くようにしている。
が、「雨もしたたる、いい燧ヶ岳(ダメレコ)(not ソロ)」のように忘れてしまう場合もある。
この場合、ソロなら死ぬ。
タイムキーパーは己だけ。
ゆえにソロ山行には腕時計が必携である。
だがこのあいだの燧ヶ岳のときは腕時計で失敗をしてしまった。
鼻汁が止まらない珍事件があり、夜中に何度もトイレに立ったので腕時計をしたまま眠りに入ったのだが、寝ている最中にボタンを長押ししてリセットしてしまったらしく、スマホのアラームで朝の5時に目が覚めると、腕時計の時刻は21時をさしていたのだ。
時間を計るのに支障がありすぎるので、長英新道の分岐地点で急いで時刻だけ直したものの、曜日と月だけは直し方がわからず、いまだに狂ったままだ。
寝る時は腕時計はなるべく外そう!
町の時計屋さん「コボリ(小堀)時計店」について
パーティ登山だと話し声で熊を遠ざけることができるが、ソロだとそうもいかない。
ラジオを持参している人もいるが、熊よけ鈴の方が防水性も携帯性も高いので個人的にはこちらを推したい。
歩いている最中にワンタッチで音を止めたり再開したりが簡単な「消音機能」がある熊鈴が大変便利だ。
ドイターのファーストエイドキット用ドライサックに、別で購入した、
などを入れている。
何かと使う場面が多いマルチツールや常備薬(とくに鼻の薬)は山行前に予めドライサックではなくウエストバッグに移動しておく。
ほかのファーストエイド系キットはほとんど使うことがないが、万が一の緊急事態にこれらが備えてあると安心感がまるで違う。
ソロの場合の救急処置は自分しかできないのだから、持っておいた方が絶対にいい。
今のところ似たような機能を果たすものとしてSOLのエマージェンシーブランケットしか持参していないが、
風雨の強い稜線に近い場所などで暖を取るとしたら、これだけでは心もとない。
軽量だけど、でもポールとかフライシートとかも。と考えるとお高くて、すぐには手が出ないのだ…
ソロ山行に欠かせない我が相方 G-SHOCK
ソロ登山歴たったの数回(至仏山日帰り、燧ヶ岳一泊、妙義山中間道1回、長瀞アルプス宝登山1回、すべて無雪期)の私だが、数少ない実地の中で「これは絶対必要!無いと死ぬ!」と思ったものと、出先で知り合った単独女性に聞いてみた結果をふまえて、必携となるグッズを紹介していこうと思う。
※無雪期(春低山、夏秋)の持ち物です
- 山の地図(印刷・アプリ)
- スマホと予備バッテリー
- 腕時計
- 熊鈴
- ファーストエイドキット
今後導入を検討するもの
- ツェルト
「山と高原地図」とスマホ予備バッテリー
山と高原地図アプリ(iOS版)
山と高原地図 - MAPPLE ON, Co., Ltd.
雨の日にも印刷版の地図はうってつけ
山行計画を立てるときにも、山行中にも欠かせない「山と高原地図」はソロ登山者必携アイテムの筆頭だ。モヤモヤの至仏山登山(至仏山、ソロ登山)のときはアプリ版しか持っていなかったが、雨降りのときにノン防水なスマホでは心もとないと感じたので、燧ヶ岳登山(【2日目】燧ヶ岳ソロ登山(長英新道〜俎嵓・柴安嵓〜御池))の時にあらためて印刷版を購入した。
防水加工されているので、雨降りソロ山行にもぴったりだ。
ついでに風呂場に持ち込んで、山行に思いをはせながらの入浴も可能だ。
また私が出会ったソロ女子の話だが、見知らぬ道行くおじさんに「地図を持たなきゃダメだよ!」とよく怒られるらしい。
「ソロ女子は地図を持っていない」と決めつけられることが多いらしく、このエピソードを周りで聞いていた他のソロ女子たちも深く頷いていたので、これは「ソロ女子あるある」と言えるのかもしれない。
当然皆登山地図を持参しているのにもかかわらず、こういうことがよく起こるらしい。
女子たちはよっぽどキョロキョロしているのだろうか?
謎である。
ガス時の道迷い対策にはアプリ版地図を
メジャーな山域では登山道がよく整備されているので、道迷いする心配はあまりないが、ガスが濃いときは道しるべとなる看板やテープが見えなくなる。また積雪期は夏道が雪に埋もれてルートも変わってくる。
地図とコンパスでルートファインディングもできるが、アプリ版の地図があると尚心強い。
GPSで自分が今どこにいるのか、スマホのアプリですぐにわかるからだ。
山と高原地図アプリ(iOS版)
山と高原地図 - MAPPLE ON, Co., Ltd.
ガスの中の至仏山でなんとか一人で下りて来られたのも、山と高原地図アプリのおかげだ。
またルート記録中はバッテリーを非常に消耗するので予備バッテリーにも助けられた。
至仏山、ソロ登山より
ただし地図も万能ではない。
尾瀬の地図にはここ数年ほど土砂崩れ・台風の関係で通行止めになっている燧ヶ岳の見晴新道(尾瀬財団のサイトのよれば2016年度中に復旧を目指しているとか)が掲載されている。 事前の情報収集が適正なら問題はないが、地図の更新も考慮しておいた方がよい。
登山地図の販売がない山域について
たとえば水沢山などの里山の場合、登山地図の販売をしていないこともある。探せばあるのかもしれないが、私は見たことがない。
この場合はルートが紹介されている書籍をコピーしておいたりする。
↓水沢山・妙義山のルートも入ってます↓
日本百名山12座入りで穴場もたっぷり紹介されている登山ガイドブック「群馬の山歩き130選」
妙義山の場合は、麓の神社の売店や道の駅の観光案内所などに簡易的な地図が置いてあったのと、ところどころにルートが描かれた看板があったので撮影しておき、それらを活用した。
iPhoneには予備バッテリーと純正の充電コードが必携
単三乾電池式4本タイプ充電器↑コンビニなどでも手に入るこのタイプの充電器に、
私が使用しているiPhoneはサードパーティ製の充電コードだと認識しない場合が多いので、山行にはなるべく純正品を持って行くようにしている。
が、「雨もしたたる、いい燧ヶ岳(ダメレコ)(not ソロ)」のように忘れてしまう場合もある。
この場合、ソロなら死ぬ。
ソロ山行の相方、腕時計
タイムキーパーは己だけ。
ゆえにソロ山行には腕時計が必携である。
だがこのあいだの燧ヶ岳のときは腕時計で失敗をしてしまった。
鼻汁が止まらない珍事件があり、夜中に何度もトイレに立ったので腕時計をしたまま眠りに入ったのだが、寝ている最中にボタンを長押ししてリセットしてしまったらしく、スマホのアラームで朝の5時に目が覚めると、腕時計の時刻は21時をさしていたのだ。
時間を計るのに支障がありすぎるので、長英新道の分岐地点で急いで時刻だけ直したものの、曜日と月だけは直し方がわからず、いまだに狂ったままだ。
寝る時は腕時計はなるべく外そう!
町の時計屋さん「コボリ(小堀)時計店」について
熊よけの「熊鈴」
パーティ登山だと話し声で熊を遠ざけることができるが、ソロだとそうもいかない。
ラジオを持参している人もいるが、熊よけ鈴の方が防水性も携帯性も高いので個人的にはこちらを推したい。
歩いている最中にワンタッチで音を止めたり再開したりが簡単な「消音機能」がある熊鈴が大変便利だ。
ファーストエイドキットは安心のために
ドイターのファーストエイドキット用ドライサックに、別で購入した、
- ポイズンリムーバー
- ビクトリーノックスのマルチツールナイフ(or レザーマンのマルチプライヤー)
- 靴紐(細引き)
- 携帯用ソーイングセット
- SOL エマージェンシーブランケット
- 絆創膏10枚くらい
- 湿布
- 綿棒
- 消毒液シート
- 保湿や保護などオールラウンドに使えるシアバター
- 常備薬
などを入れている。
何かと使う場面が多いマルチツールや常備薬(とくに鼻の薬)は山行前に予めドライサックではなくウエストバッグに移動しておく。
ほかのファーストエイド系キットはほとんど使うことがないが、万が一の緊急事態にこれらが備えてあると安心感がまるで違う。
ソロの場合の救急処置は自分しかできないのだから、持っておいた方が絶対にいい。
ツェルトの導入を検討中
ソロ山行にレインウェアだけでなく「ツェルト」を持参している人はどれだけいるのだろうか。今のところ似たような機能を果たすものとしてSOLのエマージェンシーブランケットしか持参していないが、
風雨の強い稜線に近い場所などで暖を取るとしたら、これだけでは心もとない。
軽量だけど、でもポールとかフライシートとかも。と考えるとお高くて、すぐには手が出ないのだ…
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