先週末、東京から遊びに来た友人を連れて伊香保の紅葉スポット、河鹿橋(かじかばし)と上ノ山公園(かみのやまこうえん)へ行ってきました。
伊香保の観光案内サイト「伊香保温泉図鑑」や英語版のサイト「Ikaho Onsen/Hot spring」などでも紹介しているのですが、デジイチで撮った画像は未公開だったので、今回はそちらを掲載したいと思います。
今シーズン紅葉を見に行けなかった人の目の保養になれば幸いです。
2015年11月7日土曜日の伊香保河鹿橋にて。
紅葉が完全なる見頃を迎えていました。
翌日曜日の天気がすぐれないという情報をみんなキャッチしていたのか、この日の河鹿橋周辺は大混雑!
あの狭い狭い小路を常時普通車が行き交っていて、脇を歩行するのにも一苦労だったほど。
ナビが「全然行けるし!通れるし!余裕だし!」と導くのかな?
ナビ、自重しろ!
黄金色の「湯川」を流れる源泉と紅葉のコントラストが色鮮やか。
町営露天風呂の敷地内にいるベルツ博士の胸像。
草津温泉を世界に知らしめたり、あの草津白根山にも登頂するなど、草津に非常にゆかりのある博士ですが、伊香保にも別荘を構えていたそうです。
群馬で一番有名なドイツ人なんじゃないでしょうか。
数年ぶりにロープウェイに乗って山頂の上ノ山公園へ。
ナイス紅葉!
およそ9年ぶりに訪れる展望台「ときめきデッキ」へと向かいます。
山頂の見晴駅までやって来るのは数年ぶりですが、2011年の震災でデッキ周辺が崩れてしばらく閉鎖されていたので、隣のミニ展望所にしか行けていませんでした。
なぜ正確に「9年ぶり」と認識しているかというと、この記事(上ノ山公園のときめきデッキへ )にも書いたのですが、ロープウェイ山麓の不如帰駅で「フセイン死刑執行」という見出しの上毛新聞を見たからです。
アメリカが主張した大量破壊兵器とは一体何だったのか。
そんな大きな節目のときに訪れて以来の「ときめきデッキ」なのです。
「フセイン死刑執行」と「ときめきデッキ」という二つのワードのギャップに、我ながら眩暈がしそうです。
おぼえているような、いないような、の「ときめきデッキ」。
「ときめきデッキ」中ほどにある、カップルで鳴らすと幸せが長く続くという「幸せの鐘」を同性の友人と打ち鳴らします。
でもその音の大きさにビビって思わず途中で止めてしまいました。
私たちカップルの幸せは長続きしなそうです。
曇天で伊香保市街の展望がサッパリだったので、公園側を振り返ると、そこには紅色の絨毯が敷きつめられていました。
燃えてるね!
友人いわく「秋の良さはいまいちわからないけど、東京では見られないものが見られて、そこそこよかった」とのこと。
夏が一番好きな季節なんだそうです。
私は、冬という死の季節に向かっていく中で、森に住む生き物たちの命の灯火が燃え尽きる寸前、派手に火花を散らすような、赤く輝く紅葉の季節が一番好きです。
日本一暑い町に住んでいるので、命の危機すら感じる夏は嫌いです。
でも冬は山に行けないから冬もつらいなあ。あと鼻もつまるし。
春は春で花粉症がつらいな。
だから秋が永遠に続けばいいのに…イネ花粉がつらいけど…
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