伊勢崎にある「自販機食堂」(@jihanki_lunch)。
自販機食堂とは、古くは「オートレストラン」とか「オートパーラー」といった名前で親しまれている、ちょっとしたレストランです。
いわゆるロードサイドにある自動販売機が並んだお店で、中には飲み物以外にうどんの自販機があったり、ハンバーガー自販機があったり、古いコインゲーム機もあるような、そんな感じのお店です。
母「最近そういうお店を見なくなったねえ。昔は道路っぱたにあったのに」
私「ところがね…」
母「え?」
私「伊勢崎に…」
母「どしたの?」
私「あるんだよ、昔ながらのオートレストランが!」
母「ふーん」
私「いや。“ふーん”じゃなくて」
母「あら、あんな野っ原にフキノトウが生えてるよ!取って行きたいね!」
私「フキノトウはどうでもいいよ!」
父「…(運転中)」
自販機食堂とは、古くは「オートレストラン」とか「オートパーラー」といった名前で親しまれている、ちょっとしたレストランです。
いわゆるロードサイドにある自動販売機が並んだお店で、中には飲み物以外にうどんの自販機があったり、ハンバーガー自販機があったり、古いコインゲーム機もあるような、そんな感じのお店です。
母「最近そういうお店を見なくなったねえ。昔は道路っぱたにあったのに」
私「ところがね…」
母「え?」
私「伊勢崎に…」
母「どしたの?」
私「あるんだよ、昔ながらのオートレストランが!」
母「ふーん」
私「いや。“ふーん”じゃなくて」
母「あら、あんな野っ原にフキノトウが生えてるよ!取って行きたいね!」
私「フキノトウはどうでもいいよ!」
父「…(運転中)」
(↑実際はかなりの上州訛りの会話です)
そうこうしているうちに伊勢崎「自販機食堂」へ到着!
出た!イメージキャラクターのHaco(はこ)ちゃん!
今日もかわいいよ!
ヒゲもかわいいよ!
あ、今気がついたけど、オレンジハットのマークのヒゲからきてるのかな、これ。
うわ、今気がついた!
■関連記事
オレンジハットのラーメンのチャーシューがジューシーすぎる藤岡にあるオレンジハットのラーメンについてのレビュー。
このラーメンも自販機の中の人が制作しています。
新町のオレンジハットにはなかったバーガーの自販機を発見し、念願のチーズバーガーを購入。
本命の「ベーコンポテチー」はありませんでしたけど、でもいいんです。
バーガーが食べられればいいんです。
焼き上がりの時間は表示はずーっと「9秒」のままでした。
これも古い自販機の妙ですね。味です、味。
きっと後日には調整されているのではないでしょうか。
そうそう。
あとから知ったのですが、Twitter等では「ゴマみそマヨバーガー」が大評判でしたが、この日は完全にスルーしてしまいました。
無念!
後日同僚が「ゴマみそマヨバーガー」を食べて「うんまかった!(上州弁)」と言っていました。
裏山〜
Hacoちゃんのイラストが入ったチーズバーガーと、母が買ったあんことチーズのトーストと。
チーズバーガー250円。
自販機には「50円玉を入れないでください。壊れます」という貼り紙がしてありました。
古い古い、とっても古い(本当に古いので三回言います)自動販売機なので、いろんなところにほころびがあるのです。
価格は250円でも、必ず300円を投入して50円おつりをもらわないと、このバーガーは食べられないのです。
みなさん、購入の際は注意してください。
大事な、今は製造していない、大事な大事な(本当に大事だから三回言います)自販機が壊れちゃいますからね。
味はというと…
絶品です!!
とても250円の、自動販売機から出てきたものとは思えないほどの、素晴らしいクオリティです。
とくにお肉にはかなり厚みがあり、ジューシーで、ふんわりボリューミーな食感でした。
バンズは自販機内でのトーストの妙なのか、端っこがちょっとカリカリしているのですが、これも味のポイントのひとつな気がして楽しめます。
おそらく機械の調子もあるので、このあたりの焼き加減などは個体差があるのではないでしょうか。
土日限定商品らしい北海道苫小牧産のラムネはその名も「なつかしラムネ」。
カウンターの奥にいらっしゃる店主らしき人に声をかけて購入しました。
100円で買えるのがうれしいですね。
Twitterでも噂になっていた、有志の方が作成した自販機食堂オリジナルの割り箸入れ。
すごい!かわいい!
大人も集うカウンター。
マニアパレル(@BAD_ON)制作の「うどんそば自販機トートバッグ」を誇らしげに持った自販機食堂ファンの三人組や、本を読み耽る人の姿もありました。
右端の開店祝いの花輪もおそらくファンの方制作なのではないでしょうか。
写真には写っていませんが、右奥には漫画がぎっしり詰まった本棚があり、親子連れが漫画を読んでいました。
お子さんも入りやすい、明るい雰囲気なのがこの「自販機食堂」の特徴でもあります。
ちなみに「うどんそば自販機Tシャツ」は一部のヴィレッジヴァンガードやジュンク堂書店で手に入るらしいですよ。
私もほしい…
↑はマニアパレルのテトぐるみ。かわいい。アマゾンで買えるらしいです。
自販機食堂の外にあるジュースの自販機にもロゴが入っています。
「堂」の下にあるのはコイン投入口を模したマークでしょうか。
自販機食堂を知ったきっかけは、谷川岳登山(谷川岳・天神尾根ルート初心者登山レコ+宝川温泉での珍事件)や浅間山登山(ついカッとなって浅間山へ登ってやった)にも一緒に行ったR君(@aka_zoe)とR君のお兄さん(@ANI3)でした。
お兄さんは↑の自販機食堂ロゴの作者でもあります。
「販」には自販機が組み込まれ、「機」には電気?、「食」にはバーガー、「堂」には麺が…
自販機愛が感じられる、すんごい凝ったロゴなんですよね。
そんな目利き兄弟のおかげで絶品バーガーを食べることができて、私は果報者です。
あとホントにどうでもいいことですが、今回の記事タイトルは辻仁成の、あの名ゼリフから来ています。
気づいた人、いますでしょうか?
■関連記事
この記事でも引用するくらいこのセリフ、好きなんだよなあ…
自分が言われたら「えっ?なになに?どういう意味?」って絶対聞き返すと思うけど。
0 件のコメント:
コメントを投稿