赤城山の主峰である黒檜山と駒ヶ岳に登頂した帰り、大沼(おの)に寄って赤城神社を詣でてきた。
前回までの登山レコ⇒黒檜山・駒ヶ岳(赤城山)登山レコード-長七郎山と地蔵ヶ岳は雲の中
山の斜面に「赤城稲荷大神」発見
13時半ごろ。
駒ヶ岳側登山口からの登山を終えた私たち新旧の山ガールは、黒檜山側の登山口から赤城神社に向かっていた。
大沼に面した赤城神社の敷地内には売店とともに休憩できるスペースがある。
沼のほとりに面したウッドデッキの素敵なスペースだ。
売店でコーヒーでも買って、持参したおにぎりを食べようと考えていた。
赤城神社への道中、黒檜の山側にポツンと建つ鳥居を見つけた。
「赤城稲荷大神」とある。
登山中に神社やお稲荷さんを見つけると必ずお参りせずにはいられない気分になるので、空腹を忘れ、笹をかき分けてお稲荷さんがある場所まで手を合わせに行った。
山中にある神社やお稲荷さんは街中にあるものより格別に尊い感じがする。
「赤城稲荷大神」とある。
登山中に神社やお稲荷さんを見つけると必ずお参りせずにはいられない気分になるので、空腹を忘れ、笹をかき分けてお稲荷さんがある場所まで手を合わせに行った。
山中にある神社やお稲荷さんは街中にあるものより格別に尊い感じがする。
この尊いという気持ちは、山の中でメンテナンスはさぞ大変だろうという地元の人へのねぎらいの気持ちから起こるものなのか、はたまた山岳信仰的な畏怖の念がそうさせるのか。
本殿に向かい、今日の登山の無事を報告するとともに、良縁を祈願した。
この赤城神社は全国に数多ある赤城神社の総本山で、群馬県下では有数のパワースポットとして有名だ。
とくに恋愛成就や良縁、子授け、安産祈願など、女性の願いを叶える神社として知られているそうで多くの女性が参拝に訪れるらしい。
恋愛運が下降気味の山ガールにはぜひ赤城山登山に訪れてほしいと思う。
13:36
社務所で見つけた恋愛みくじを引くと「大吉」を引き当ててしまった。
お互いに相手しか見えない……ふたりの時間……相手?ふたり?
心当たりがないこと、黒檜山のごとし。
14時ごろ、境内の売店前のウッドデッキでおにぎりと売店で買った焙煎コーヒーをいただいた。
大沼の湖面を伝ってくる冷たい風と赤城颪とで、登山で熱かった身体がどんどん冷えていく。
とにかく身体を動かさないとまずい。
そう思って慌ただしくランチタイムを終えた。
黒檜山山頂では暑くてランチどころではなく、麓では颪が冷たすぎてランチどころではなかった。
5月下旬といえども山の天気は気まぐれだ。
赤城山ビジターセンター入口にて、15:15発の富士見温泉行きバスを待つ。
当ビジターセンターを訪れるのは朝を含めて三度目となる。
初回に訪れたのは5月1日だった。
ほんの3週間ほど前だが、その日も赤城颪は強く、気温も5℃で持参したウインドブレイカーの上着だけでは心許なかったので退散したのだった。
一度目に訪れた際には赤城名物しるこチョコをいただいた。
ホットチョコレートの中にあずきと団子状のお餅が入った飲み物だ。
冷えた体には非常に有り難かった。
入口には昔の赤城山大鳥居に掛けられていた額が飾られていた。
他にも「赤城の山も今宵限り」な博徒・国定忠治か木枯し紋次郎のような旅烏が着ていたような衣装の展示されていた。
国定忠治は間違いなくこの赤城山縁の人物だが、木枯し紋次郎も架空の人物とはいえ上州新田郡三日月村(太田市、みどり市周辺がモデル)出身なので旅烏、あるいは渡世人といえば群馬出身者と言っても過言ではないだろう。
現に銘菓ゴーフレット風和菓子「旅がらす」は群馬を代表するお菓子でもあるのだし。
この日は平日なので15時15分発の富士見温泉行きバスに乗り、富士見温泉で前橋駅行きバスに乗り換えて帰路についた。
途中、富士見温泉前でしばらく覚醒した以外、車中ではほとんど寝てしまった。
こちらは5月1日に登山を諦めた日に訪れた旧黒保根村・鳥居峠展望台の様子だ。
強烈な横風に吹かれながら、ブレないようにやっとの思いでシャッターを切った記憶がある。
この鳥居峠展望台は赤城山頂駅記念館サントリービア・バーベキューホールの裏手にある。かつてはケーブルカーの山頂駅だった。
伊香保の夢二記念館でもおなじみの美人画家・竹久夢二もこの風景を見たらしい。
竹久夢二といえばジュリー。鈴木清順監督の。
次に赤城を訪れる際は、鳥居峠の廃線ケーブルカー跡地を登り、小尾瀬とも称される覚満淵をゆったり散策してみたいと思っている。
女性の願いを叶える「赤城神社」で大吉を引き当てる
本殿に向かい、今日の登山の無事を報告するとともに、良縁を祈願した。
この赤城神社は全国に数多ある赤城神社の総本山で、群馬県下では有数のパワースポットとして有名だ。
とくに恋愛成就や良縁、子授け、安産祈願など、女性の願いを叶える神社として知られているそうで多くの女性が参拝に訪れるらしい。
恋愛運が下降気味の山ガールにはぜひ赤城山登山に訪れてほしいと思う。
13:36
社務所で見つけた恋愛みくじを引くと「大吉」を引き当ててしまった。
大吉 「心の高揚する恋」。なるほど。 |
お互いに相手しか見えないらしい |
お互いに相手しか見えない……ふたりの時間……相手?ふたり?
心当たりがないこと、黒檜山のごとし。
14時ごろ、境内の売店前のウッドデッキでおにぎりと売店で買った焙煎コーヒーをいただいた。
大沼の湖面を伝ってくる冷たい風と赤城颪とで、登山で熱かった身体がどんどん冷えていく。
とにかく身体を動かさないとまずい。
そう思って慌ただしくランチタイムを終えた。
黒檜山山頂では暑くてランチどころではなく、麓では颪が冷たすぎてランチどころではなかった。
5月下旬といえども山の天気は気まぐれだ。
ビジターセンターの名物は「しるこチョコ」
赤城山ビジターセンター入口にて、15:15発の富士見温泉行きバスを待つ。
当ビジターセンターを訪れるのは朝を含めて三度目となる。
初回に訪れたのは5月1日だった。
ほんの3週間ほど前だが、その日も赤城颪は強く、気温も5℃で持参したウインドブレイカーの上着だけでは心許なかったので退散したのだった。
一度目に訪れた際には赤城名物しるこチョコをいただいた。
ホットチョコレートの中にあずきと団子状のお餅が入った飲み物だ。
冷えた体には非常に有り難かった。
入口には昔の赤城山大鳥居に掛けられていた額が飾られていた。
新しくなった大鳥居。額も新しくなっていた。 |
国定忠治は間違いなくこの赤城山縁の人物だが、木枯し紋次郎も架空の人物とはいえ上州新田郡三日月村(太田市、みどり市周辺がモデル)出身なので旅烏、あるいは渡世人といえば群馬出身者と言っても過言ではないだろう。
現に銘菓ゴーフレット風和菓子「旅がらす」は群馬を代表するお菓子でもあるのだし。
この日は平日なので15時15分発の富士見温泉行きバスに乗り、富士見温泉で前橋駅行きバスに乗り換えて帰路についた。
途中、富士見温泉前でしばらく覚醒した以外、車中ではほとんど寝てしまった。
東京からわざわざわが町・群馬へ来てくれた友人のために前橋駅の駅ビル「エキータ」でお土産を見繕うつもりだったのだが、帰路で渋滞に巻き込まれてしまい到着時刻が大幅に遅くなってしまったのでそれも叶わなかった。
「高崎駅のE-Site(イーサイト)の中にハラダがあるからラスクを買うといいよ。ハラダのラスクなら間違いないから」とだけ伝えた。
ハラダのラスクならば間違いないだろう。
「高崎駅のE-Site(イーサイト)の中にハラダがあるからラスクを買うといいよ。ハラダのラスクなら間違いないから」とだけ伝えた。
ハラダのラスクならば間違いないだろう。
絶景が望める鳥居峠展望台より
こちらは5月1日に登山を諦めた日に訪れた旧黒保根村・鳥居峠展望台の様子だ。
強烈な横風に吹かれながら、ブレないようにやっとの思いでシャッターを切った記憶がある。
この鳥居峠展望台は赤城山頂駅記念館サントリービア・バーベキューホールの裏手にある。かつてはケーブルカーの山頂駅だった。
伊香保の夢二記念館でもおなじみの美人画家・竹久夢二もこの風景を見たらしい。
竹久夢二といえばジュリー。鈴木清順監督の。
次に赤城を訪れる際は、鳥居峠の廃線ケーブルカー跡地を登り、小尾瀬とも称される覚満淵をゆったり散策してみたいと思っている。
赤城山バス時刻表 〜スカイツリーからのアクセスも抜群〜
- 前橋駅〜赤城山バス時刻表(平日)
群馬県バス協会 バスねっとGUNMA・料金計算表 - 直通バス(土日祝)
関越交通 直通バス案内ページ - スカイツリー、浅草からのアクセス
東武鉄道・上毛電鉄 赤城山バス(夏ダイヤ)
赤城山シリーズ記事
- 黒檜山・駒ヶ岳(赤城山)登山レコード-長七郎山と地蔵ヶ岳は雲の中
- 赤城山登山帰りに赤城神社・大沼・鳥居峠展望台詣
- 静かなる赤城旅 - 小沼・覚満淵・登山鉄道廃線跡・御神水巡り
- 赤城の腹ごしらえは「桑風庵なかや本店」の蕎麦と「山菜まんじゅう本舗 武本」のまんじゅうで
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